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2023/1/19(木)日記【捨てずに済んだら】

朝起きて、朝食後、ボサボサの頭にビン底眼鏡、パジャマに上着をちょいと引っ掛けてツッカケに足を3分の2ほど突っ込み、パタパタと玄関へ。
玄関を出たら真っ直ぐに我がプランターのもとに向い、花の世話をするのが最近の日課である。

花たちはホームセンターから連れ帰って二日ほどは花がらなど出ず、シャキッとしていた。そんな花たちも4日も経てばチラホラと花がらが出はじめた。
株を長持ちさせるためにも花がらはこまめに摘み、腐らぬよう、株元の枯れた葉も摘んで綺麗にする。

あぁ、可愛い。
毎朝綺麗に咲いてくれる花に癒される。

そんな可愛い花に、長く沢山咲いてもらうために、こまめに花がら摘みをする。

花が満開になり、美しさのピークを迎えてしぼみはじめたら摘み取る。

正直まだ綺麗な段階で摘み取るので、母は摘みとるのが早いと驚くけれど、長く沢山咲いてもらおうと思ったらこまめに早めに摘む方がよいと、私は思っている。
植物は子孫を残すために種をつける際、とってもエネルギーを要するので、綺麗に咲いた後は摘んでやらないと、実をつけ、種をつける過程でエネルギーを沢山使って株自体が弱ってしまう。

明らかに「枯れてる」というふうになってから摘むよりは見た目にも美しいし、株にとってもいいことなのである。

しかし花がらと言っても、まだまだ綺麗なので摘み取ったあと、処分するのは心苦しいもの…

未練がましく捨てずに眺めていたところ、母のアイディアで飾ることにする。

小さな小皿に水をはり、花がらを浮かべる。
萎れていたのに、水に浮かべてやるとシャキッとする。
植物の生命力に関心する。そして何よりカワイイ。

花の手入れをした後に出る、花がらや葉クズのゴミが以前から気になっていた。
母の家庭菜園からも沢山ゴミが出る。
捨ててしまえばただのゴミだけど、生ゴミだから処理すれば良い堆肥になるのにな…

そう思い立って母に提案してみる。
「生ゴミ、肥料にできたらゴミも減るし、家庭菜園に使えるしいいと思うねん。コンポストで堆肥作りしてみたいねんけど」

母、二つ返事。「せやな。じゃあ買いに行こうか。」

この行動力の高さと、好奇心が高いところは、母の好きなところ。
ノリがよい人である。

ということで買いました。

堆肥作りが楽しみで、ウキウキで台所からでる生ゴミを集めた。
うまくいけばゴミも減って、花の養分にもなるなんて良いこと尽くめだな。

生ごみが出るのがこんなに楽しみなのは人生で初めてだなと思った。




読んでくださる方の癒しになれるような、漫画を描いていきたいです。