「Amazonより安くて早い?!」毎日スーパー派が1ヶ月使い続けて気づいたネットスーパーの賢い使い方 #10X創業6周年アドベントカレンダー

この記事は10X 創業6周年アドベントカレンダーの6日目の記事になります。 昨日はデータプロダクト部の@tenjinさんが、「「データプロダクト」とは何かを自分なりに考えてみた」(リンク)という北方謙三のように骨太でハードボイルドな記事を公開しています。

はじめに

2023年1月に10Xに入社したどしょーです。BizDevやってます。
入社してもうすぐ半年になりますが、ネットスーパーの浸透にはまだまだたくさんの課題があるなー、と日々感じています。一部のカスタマーにとってはなくてはならない、すごく便利なサービスとして支持されている一方、まだまだ世の中の大多数の方には使ってない、馴染みのないサービスだと思います。
ネットスーパーのグロースを考える立場として、使わないカスタマーの実態・気持ちを記すことが重要かと思い、10Xへの転職を考えるまで、「ネットスーパーを知っているし、使ったことあるけど、使わなくなったカスタマー」だった自分が「ネットスーパーを日常的に使っているカスタマー」になった経験を改めて振り返り、今後のグロースのヒントや改善のネタになればいいな、と思い、一消費者としての、率直に感じたことを書いたブログになります。

みんな、ネットスーパー使ってないでしょ?

多分、以下の理由のどれかに当てはまるのではないでしょうか?

「スーパーやコンビニ近いし、不便を感じていない。」
「ネットスーパーは値段が高そう」
「1~2回使ったことあるけど、なんか使わなくなった。」
「水や米や紙おむつとか、Amazonで買ってるから、買うものがない。」
「自炊面倒だから、Uber Eatsや出前館の方が便利でいい。」
「ネットスーパーって何?おいしいの?」

私は、スーパーに行くから別にネットスーパー必要ない、と思っていたタイプです。

飲料・米・ベビー用品を買うのはAmazon一択、という罠

毎日料理するので、食材は基本スーパーで買い物して、ケース飲料・米・紙おむつなど重くてかさばるものはAmazon、という使い分けでした。
だって配送無料で早いし、楽だし、安いし、それが一番合理的で経済的って思うでしょ?

私がよくAmazonで買っている商品と価格のイメージとして、水2Lが120~130円くらい(タイムセールでも110円くらいで100円を切ることはない)、よく買う無洗米5kgは2,400〜2,600円くらい、粉ミルクは2缶セットで5,000円(1缶2,500円)。

「え?何が問題なの?安くて便利じゃん。」と思いますよね?


が!!実はそうじゃない!それは完全にイメージ!

実際にネットスーパーでの購入を進めると、重くてかさばるものを買うならネットスーパーが最も経済的で合理的、ということに気付きました。


米か粉ミルク買えば配送料あっても安くなる!


10Xへの転職を考えている時に、プロダクトのUI/UXを確認するために、ビジネス目的でネットスーパーを使い始めたんですが、
「シンプルでサクサク買い物できるなー。思ったより使いやすい。」
とプロダクト・UX面はいいじゃないか、と思ったのですが、それ以上に

「水2Lが通常価格で100円切るの??無洗米5kg2,000円??粉ミルク1缶 1,680円??何やこれ!?Amazonよりめっちゃ安いやん!!」

「しかも時間帯指定ですぐ来るし、配達と梱包めっちゃ丁寧やし!高級スーパーでもここまでやらへんで。」

と驚きの購買体験で、ビビってたじろいだのを覚えています。

ちなみに下の画像がよく使うネットスーパーの売場の画像ですが、水2Lが1本76円、炭酸水500mlが58円とかヤバくないですか??しかもこれが通常価格なんですよ!!

前職で米のバイヤー経験もありますが、ネット通販で5kg2,000円切るのは年1〜2回の超大型セールくらい。それが通常価格が2,000円前後!!ブレンド枚ではなく、新潟県産こしひかりや、北海道産ななつぼし、という人気銘柄も選べてこの価格!!


AmazonはPrime会員だったので配送料無料である一方、ネットスーパーは配送料330円かかるんですが、米か粉ミルク買ったら配送料の元を取れる以上に安いやん!ということに気づき、飲料・米・粉ミルクを買うときは、まずネットスーパー、という流れにすっかり変わりました。

ネットスーパーを使うと牛乳・ヨーグルトが重くなる説


店舗に行くのが当然だった時には、牛乳やヨーグルト買う時に何も思ってなかったんですが、ネットスーパー使った後だと、

「あれ?牛乳って持って帰るの重くない?今日買うもの多いから、牛乳とヨーグルトは買わずに後でネットスーパーで注文するか。」

と、同じ重さのはずなのに感じ方や行動がここまで変わるのか、という不思議な感覚を覚えました。

画像探してたら、牛乳とヨーグルトが日替わり特売だったので、思わずその場で注文した笑


改めて過去の自分を振り返ると、すでにカゴがいっぱいになっている時に、”無意識に”重くて持って帰るのしんどいからこれ以上買わないでおこう、と購入をセーブしていて、いざ必要な時に冷蔵庫開けて、「あー、ヨーグルト買い忘れてたわー。」となることがしばしばあったな、と。

水や米だとAmazonの定期便でカバーできるんですが、牛乳・ヨーグルトは結構この手の欠品で困ること多くないですか?

ネットスーパーが、欲しいタイミングで切らさず届けてくれる、と言うのは楽で便利でありがたいし、昔の牛乳配達店のDXみたいなものか!と合点がいきました。

「店舗かネットスーパー」の選択ではなく、「店舗とネットスーパー」の補完関係

最初の1ヶ月は、ほぼ毎日スーパー行くので、あえてネットスーパーで買わないといけないものがわからない、配送料かかるからカゴに2000円くらいしか入っていなければ配送料がもったいなくて保留、など今ひとつネットスーパー利用のモチベーションや利用頻度は高くならない状態でした。それでもビジネスの理解深めるために頑張って、利用を続けていました。

で、1ヶ月くらいネットスーパー使い続けると、自分の生活の中で、何を店舗で買って、何をネットスーパーで買うべきか見たいな店舗と併用する使い方が見えてきます。

自分の場合だと、卵・牛乳・ヨーグルト・ザバス500mlが切れそうな時にまとめて(ヨーグルト・ザバスは2個ずつ)まずカートに入れて、その時に少なくなった調味料や冷凍食品を入れて、ひき肉・豚ばら・鶏もも肉や白菜・キャベツ・もやしなど定番として使い勝手のいい生鮮食品をちょこちょこ追加、すぐ4,000円以上になるので、配送料も負担もこのくらいならいいか、と思える感じになります。

月1回くらいでなくなる米か粉ミルクを購入するときは、配送料以上の元を取った!と言う達成感。
粉ミルクは下の画像のように通常価格でもめっちゃ安い。ベビーフードやベビー飲料も品揃え豊富で安い!ネット通販だと、ベビーフードがケース販売が多くて、同じ種類そんなに要らないor余って賞味期限切れる問題が発生していたのが、そういう心配なく、1個から色々選べるもの大きなメリット

日々の調理食材は週数回スーパーに行って、上記の商品は週1回ネットスーパーでまとめて購入、のスタイルが自分の生活では定着しています。

ネットスーパーをどう訴求するか

「便利なネットスーパーをぜひ使ってください!」って言っても、都心の共働き夫婦のように、夫婦ともにフルタイムで働いていて、めちゃくちゃ忙しくて、とにかく時短を求めていて、新しいアプリを使いこなせる人って、思っているよりかなり少ない。

「いや、店舗行くから結構です。」
「運動がてら外に出たい。」
「スーパーで商品見て買い物するのが楽しい。」

と言う声を聞くことのほうが圧倒的に多い。

「店舗よりもネットスーパーを使おう!」ではなく、店舗がメインだけど、「雨が降った時、重いものを買う時はネットスーパーも使うといいよ!」「重いもの買う時だけネットスーパー。Amazonより安くて早いし。」とまずはサブとしての立ち位置をカスタマーの中で確立していく、ことが最初のステップ。
使い慣れてくると、徐々にネットスーパーの便利さに気付いて、利用機会・頻度が増えていくという流れ、が今後のグロースを考える上で重要なスタンスじゃないか、と自分のカスタマーとしての経験を振り返って学んだポイントでした。

と言うことで、
便利なネットスーパーをぜひ使ってください!!!


最後に


10Xではメンバーを募集しています!
採用ページ(https://10x.co.jp/recruit/)もぜひご覧ください。

明日はコーポレートオペレーションズ部の原口さんが記事を公開する予定です。お楽しみに!


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