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算命学余話 #U7「鉄の女の所以を探る」/バックナンバー

 サッチャーの死を喜ぶ一部の人々がYou tubeで『悪い魔女が死んだ』をダウンロードして祝杯を挙げている。彼女の政策は国内格差を生んだというからダウンロードしているのは格差の下の方の庶民ということになる。日本の現在の格差の原因は小泉純一郎の政策だとされているが、彼が死んだ時に貧困層が祝杯を挙げるとは思えない。日本の庶民は今でも純ちゃんが大好きで、彼のせいで自分が貧乏になったのだとしても責める気は薄い。彼は面白すぎたカリスマで(彼は首相時代、毎朝登庁すると朝の挨拶に続けてひと言下ネタを付け足し、閣僚たちをコケさせてから政務に臨んだという)、彼に浮かれていた庶民は「まあ彼を選んだのは自分達だし、面白かったからいいか」とある意味自己責任で罪科を減殺している。コンサートは楽しかったのでチケットの高さは気にならないといったところだ。サッチャーのコンサートは料金の割に笑いが足りなかったのかもしれない。

 鉄の女と呼ばれたサッチャーはもしかして宿命に庚(岩石・刀剣)があるのかなと思って鑑定してみたら、本当に日干が庚だったので笑ってしまいました。彼女の宿命と人体図は以下の通りです。

【マーガレット・サッチャー 1925年10月13日生】
  庚 丙 乙    |司禄|天庫
  午 戌 丑  玉堂|石門|調舒
  己 辛 癸  天恍|車騎|天堂

◆戌亥天中殺。生月中殺。
◆殺印相生格(一点破格。破は乙)。
◆井乱局。

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