算命学余話 #U107「不完全を完全に近付ける」/バックナンバー
ニコライ・リーリンの顔が怖すぎる件。前回余話#U106冒頭で取り上げたロシア系イタリア語作家ニコライ・リーリン(このペンネームはロシア語発音に倣ってリーリンと表記します)のプロフィールを検索したら、刑務所で撮られるような凶悪な顔写真が映し出されて仰天した。映画化された自伝小説『シベリアの掟』は彼の少年時代を描いた作品だったため、やんちゃとはいえ健康な未成年の荒削りな正義感の描写からなんとなく丸い風貌を想像していたのだが、とんでもない。成人した本人の顔はハリウッド映画でやられ