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算命学余話マガジン #R41~R50

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中国古代占星術、算命学を学ぶ人のための一考察として執筆中の短編読本です。算命学の基礎は学習済みだけれどもその先を知りたい、という中級者・上級者を対象に綴っています。技術的な話が半…
¥4,800
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#算命学余話

『算命学余話』R番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。) 『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につい

¥100

算命学余話 #R50「依頼人を見きわめる」/バックナンバー

 本屋を物色していたら、『攻殻機動隊』の映画監督で知られる押井守氏の『ひとまず、信じない』というユニークなタイトルの新書が目につきました。中は見ませんでしたが、この人とは意見が合いそうだと思いました。  最近は人と知り合う機会もめっきり減りましたが、そんな少ない出会いの中にも珠玉の邂逅があるかと思えば、驚くほどのガッカリさんにも遭遇したりします。今年のガッカリさんは前回余話で論じた「無意味な人生」を全身で表現しているような人物で、もう三十路を越えたというのに人の意見を全て鵜呑

¥600

算命学余話 #R47「司禄星を基礎から考える」/バックナンバー

 ロシア文学者の亀山郁夫氏は六人兄弟の末っ子で、母親の臨終時は国費留学生としてロシア滞在中だったため最期を看取ることができませんでした。残りの五人の兄弟はいずれも母親を看取ったのですが、意外にも兄たちは末っ子を羨ましがっているそうです。なぜなら母親の訃報を海外で受け取り死に顔を見なかった亀山氏は、いまでも母親が生前の姿で夢に出て来るからです。しかし兄たちの夢に母親が現れることはなく、それはきっと死に目に臨席したため厳然たる死を受け入れざるを得ず、その影響で生前の母の姿が遠のい

¥300

算命学余話 #R45「天才の算出」/バックナンバー

 以前鑑定した依頼人が、その当時は鑑定結果から得た助言を聞かなかったけれども、数年経った後になって「やっぱり鑑定結果通りだった」と報告とも詫びともつかない連絡を寄越すことがしばしばあります。こちらは鑑定終了後のアフターサービスまで請け負っていないので、そのような報告があっても何も言いませんが、改めて再鑑定してほしいという要望には応じています。どの宿命も生年月日が基になっているので再鑑定しても宿命が変わるわけではありませんが、数年も経てば後天運は確実に変わっているので、再鑑定す

¥600

算命学余話 #R42「龍高星が苦しい時」/バックナンバー

 当ブログでは、閲覧者のアクセス数やアクセスの多かった記事ランキング、検索ワードランキングなどが自動的に報告される仕組みなのですが、大体常に検索されているワードは「龍高星」です。このところ特に多いですが、どなたか龍高星について何かお探しですか。  龍高星は調舒星と並んでお騒がせ星と云われますが、算命学に他に類のない際立った彩りを添えているこの二つの星を、当ブログの昔の記事でそれぞれ「発狂」と「自殺」に関わる星だと述べたことから、その記事に着目される読者が訪問を繰り返しているよ

¥300