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算命学余話マガジン #U21~U30

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中国古代占星術、算命学を学ぶ人のための一考察として執筆中の短編読本です。算命学の基礎は学習済みだけれどもその先を知りたい、という中級者・上級者を対象に綴っています。技術的な話が半…
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2024年7月の記事一覧

『算命学余話』U番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。)  『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につ

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算命学余話 #U30「借金も財運のうち」/バックナンバー

 土星の裏側から昨今の報道を眺めるに、今に始まったことではないとはいえ謝罪会見ばかりなのだ。ちょっと前は立派な身なりの銀行屋が暴力団に金を貸し、一カ所がバレたと思ったら余所の大手銀行も次々と発覚。続いてやっぱり立派な建物で高級を謳った料理を出す飯屋が食品偽装で言い訳し、通らないと悟ると謝罪に切り換え、その後同罪のレストランがぞくぞく名乗りを上げた。  報道は謝罪会見一色である。最新のところでは都知事だろうか。あ、まだあの人は謝罪まで行ってない? 謝ったらお縄になる? 彼の粗忽

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算命学余話 #U29「短所を長所に変える」/バックナンバー

 前回No.478の記事のアクセス数がいつもの三倍にのぼったので、多分後半部分のインパクトが大きかったのだと思います。この記事から増えた読者と減った読者が半々であれば良しとしましょう。獣木野生は自作品を「口の悪いキャラばかり」と称して独自のシナリオを展開しておりますが、たとえ口が悪くとも真実を突いたセリフは説得力があり、笑えます。もちろん私も笑える記事として書いたつもりです。そうでなければもっと痛烈な批判調の文面になったでしょう。  昔、会社に勤めていた時、コネで入ってきた

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算命学余話 #U28「三合会局と遷宮を考える」/バックナンバー

 伊勢神宮をお参りして、参拝者から色々な話を聞くことができました。例えば「神無月である十月には伊勢の神様は出雲での会議に出席して自社にいないのでは」との疑問について、旧暦である神無月と現在の十月はひと月ほどずれているから不在だったのは九月だとか、神様の世界は伊勢系と出雲系に分かれていて出雲会議に出席するのは出雲系の神々だけだとする説とか、色々な考え方があるようです。  また参拝の時期についても、遷御の儀が行われたのは今年十月初旬なのに、「今年は式年遷宮」との言葉に惑わされて遷

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算命学余話 #U27「礼節を欠く人」/バックナンバー

 奇しくも同時期に発刊され私もまた同時に読んだ佐藤優氏と苫米地英人氏の著書には、互いに全く異なる分野から話を進めておきながら、結果的に似たような結論に達しているという共通点がありますが、そうしたいくつかある共通点の中にも、どちらの著者も日本人に、そして人類に賢くなって欲しいという願望が見てとれます。  本当に賢い人というのは知を駆使してやりとりする喜びというのを知っているので、自分より賢い人が増えることを幸せと感じるのです。反対に、ただ自分が賢くなりたいという人は、他人より

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