算命学余話 #R9「車騎星を基礎から考える」/バックナンバー
算命学は、陰陽五行でめぐるこの世界の気の流れを扱っているため、停滞よりは対流を尊びます。停滞を意味する星としては既に述べたように貫索星と石門星がその代表で、これらの星は比和という同性の干を掛け合わせて生まれる星であるため、根本的に変化がないのがその理由です。
しかし同時に忘れてほしくないのは、これら比和から生まれた停滞の星が強星でもあることです。停滞というのは実は強い。動いているものをどこか意図した方向へ導くのはそれほど難しくはありませんが、止まっているものを動かそうとす