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算命学余話マガジン #R31~R40

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中国古代占星術、算命学を学ぶ人のための一考察として執筆中の短編読本です。算命学の基礎は学習済みだけれどもその先を知りたい、という中級者・上級者を対象に綴っています。技術的な話が半…
¥4,200
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記事一覧

『算命学余話』R番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。) 『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につい

¥100

『算命学余話』U番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。)  『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につ

¥100

算命学余話 #R40「守護神#9 丙×春」/バックナンバー

 橘玲著『言ってはいけない』を期待して読んでみましたが、期待外れでした。どこかで聞いた統計データの繋ぎ合わせのような構成で、新しい説や知見は見当たらなかった印象です。引用したデータの多くが米国のものだというのも信憑性を下げました。これが日本人に特化した研究データだというならまだ信用してもいいですが、同じ人類だからというだけで、体質も文化背景も頭の作りも違う米国人から抽出したサンプルデータがそのまま日本人に適用できると考えるほどには、私は安直ではありません。  医者だって欧米製

¥600

算命学余話 #R39「相剋を好転させる」/バックナンバー

 世間には「旦那デスノート」なる書き込みサイトがあり、夫に対する憎しみを募らせる妻たちの日頃の鬱憤のはけ口とばかりに、多種多様な罵詈雑言が次々書き込まれているそうです。このような匿名の利く場所で日頃の恨みを発散させることが、その人の日常生活を正常に営む手助けになるというのであれば、私はこうした行為にも一定の役割があることは認めます。しかし決して褒められた行為ではないことは明言しておきます。なぜなら悪口を並べるという行為には何ら建設的な変化が期待できないからです。本当にすべきこ

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算命学余話 #R38「かわいい男女」/バックナンバー

 現代の天体観測によれば、宇宙空間を彩る恒星は単星より連星の方が圧倒的に多いそうです。単星(単独星)・連星というのは、文字通り単独で輝いている星と、単独ではなく二つの恒星が常にセットになって運動している星のことです。例えば我々の住む太陽系の中心は太陽という恒星ですが、太陽の近くには同じように自ら輝く星がないので、太陽は単星ということになります。  一方、太陽の周りには規則正しく周回する惑星があります。惑星は太陽という巨大な星の重力を受けて引っ張られながら、同時に公転軌道を回る

¥300

算命学余話 #R37「暴言女性議員を占う」/バックナンバー

 まるでマンガのような笑える暴言の数々で話題をさらっている女性議員の、人間性や精神状態が気になります。この種の不祥事議員の常套手段として現在は病院に入院し、世間の非難の嵐から身を守っているようですが、私が常々その報道の信憑性や公平性について疑問を抱いているマスコミの伝えるところによれば、女性議員は病室から支援者に連絡を取り、他の支援者が自分をどう評価しているかを知りたがるも、暴言その他の自分の行為について反省したり周囲に詫びたりする態度はなかったとのことです。  繰り返します

¥600

算命学余話 #R36玄「基礎編#2 干支とは」/バックナンバー

 前回の『算命学余話 #R24玄』では、算命学が宗教ではなく、全ての根源を自然に置いた自然思想で出来上がっていることを述べました。土や水や草木が主人公のこの世では人間など脇役なので、人間が考え出した善悪について算命学は論じません。その人間が幸せであろうが苦しもうが、自然はものともしません。ただ人間が自然の法則に逆らうような生き方をすると、ストレスや不満が増すということははっきりしています。ストレスの少ない充実した人生を生きるには、自然の法則に沿った生き方をすればいいのです。

¥900

算命学余話 #R35「石門星を基礎から考える」/バックナンバー

 東京五輪に向けて喫煙者の生息場所を更に狭める政策が推し進められているようです。私は喫煙者ではないし、タバコの煙や喫煙者の吐く息をクサイと思っているので、あのニオイを嗅がなくて済む場所が増えること自体は歓迎したいのですが、世の中には禁煙をヒステリックに叫んで正義の味方を気取る輩も少なからずおり、ああいうのとは一緒になりたくないものだとも思っています。  私が若い頃尊敬していたある人物はがっつり喫煙者でしたが、その人物曰く、「人が生涯に喫煙で吐き出す煙の量など、車一台分の排出す

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算命学余話 #R34「悩みを考える」/バックナンバー

 認知症の原因は怠惰にあり、とする意見があります。私は医学者ではないので医学的見地からこの意見が正しいものかどうかは知りませんが、仮にこの説が科学的に正しいものだと証明されたとしても、世の中はこの説を大々的に広めることはしないでしょう。なぜなら認知症に罹る人は全員怠け者だという見立てになって、社会全体が罹患者や死者、その家族を鞭打つ事態になりかねないからです。病気による差別というわけです。  ですが社会全体の健康にとっては、この真実(仮に真実とした場合ですが)を万人に知らしめ

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算命学余話 #R33「集団の命運」/バックナンバー

 世襲議員が不祥事を起こすと、報道では世襲議員の弊害が取沙汰されるのですが、そしてそうした世襲をくさすのは決まって世襲とは無縁の成り上がり者だったりするので、手前味噌に聞こえていまいち説得力に欠けるのですが、先日珍しく世襲を擁護する声が聞かれました。親の票田を努力なしに受け継いでしまう議員については置いておき、一般企業のトップは世襲の方が社命は長続きするというのです。  なぜならトップが余所から引き抜いてきた雇われ社長だと、その任期が3年とか5年とか短いので、自分の任期満了ま

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算命学余話 #R32「フランス大統領と年上妻」/バックナンバー

 フランスの大統領選では、親子二代に渡る筋金入りの極右政治家マリー・ルペン氏を抑えて、中道の若手エマニュエル・マクロン氏が当選しました。インパクト溢れるルペン氏に比べて、日本のお茶の間に馴染みの薄いマクロン氏の政治家としてのカラーがいまひとつはっきりしないせいか、注目されるのは政策よりも25歳年上の人妻を初婚相手に選んだことのようです。  高校生と家庭教師という立場から関係が始まり、銀行家の夫との間に三人の子供をもうけている女性への思いを15年間辛抱強く抱き続けた末、30歳の

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算命学余話 #R31「良妻賢母を考える」/バックナンバー

 報道で「妊娠菌」という気持ちの悪い言葉を知りました。妊婦に近付いたり妊婦が触った物をもらったりすると妊娠しやすくなるという言い伝えに基づき、現役の妊婦が小袋に詰めた米やら何やらを「妊娠菌」付きと称してネット販売する商法だそうです。言い伝え自体の信憑性はともかく、こんなものはいくらでも偽造できるので、うっかり買う人の判断力の欠如にまず気持ち悪くなったのと、妊娠菌どころか下半身のなにがしかの分泌物でも付着しているのではないかと連想させる衛生上・生理上の気持ち悪さが、例えば少し前

¥600