5月25日

日記を始めたみんなの日記を無料部分だけ掠め読んだりして楽しんでいます。
この日記は私の感覚ではかなり口語で書いており、それはSNSの延長だからなんだけど、本にするとき編集していたら口語って本当に縦書きに向かないなと思った。実はかなり改行位置のために修正したんだけど、やってれるか!となるぐらいあったのでだいぶ割り切って放置した。だいじ。割り切り。
でも厳密には口語そのものというわけでもないので、SNS口語って感じだろうか。短文がそうというわけじゃなく、絵文字や記号が多いからそうというわけでもないけど、SNSに適した文体ってありますからね。

文語口語の話でいくと、文語の究極って詩とか短歌俳句とかだな〜と思って。デザイン性があるもんね。
文フリでこちらの詩集を著者ご本人から直接買わせていただいたので読み進めていたのですが。

ぱっと開いて内容が入ってくる前にまず見た目が美しいものね。
録音芸術とおなじで印刷されるための言葉ってやっぱりあるよねと思っていて、電子書籍で文字サイズを好きに変更したりできるのって、アクセシビリティとしては有効だけど、美しさには欠けるよね。
とはいえそこって本当にトレードオフなんでしょうか。アクセシビリティを制限した美しさに対する社会的ムカつきがクローズアップされる昨今、多様に美しさを表現できる者が勝つのでは、と勝手に思っていますが、どうだろうか。実際は手間ばかり増えて困る、というのが実務ベースの体感(冒頭の「やってられるか!」に戻る)ですけれども。

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