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2020/7/22(水) 北海道知事定例会見

(会見スライド:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/0722kaiken01.pdf

7/16~7/22平均新規患者数:7.1人/日(目標値:10人以下)
7/16~7/22感染経路不明患者数:3.1人/日(目標値:3.5人以下)
7/22時点入院者数:65名(目標値:250人以下)
(引用:北海道HP内 道内の発生状況

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【緊急事態宣言解除直後と現在(7/21時点)で内容に変化が見られる】

20200722_新規感染者の年代別割合

年代別割合でみると、最近は30代以下の新規感染者が7割弱を占める
・5/26~6/1の30代以下の割合→新規感染者数39名のうち26%(約10名)
・7/15~7/21の30代以下の割合→新規感染者数57名のうち66%(約37名)

20200722_患者の「入院」と宿泊料用の割合

宿泊療養施設利用者の割合が増えている⇒軽症者の割合が高い
(宿泊療養施設利用者数/患者総数)
・6/1時点 10名/197名(5%)
・7/21時点 26名/88名(30%)

上記2点総合すると、最近の感染者は「若い方」「軽症者の方」が増えている傾向があるといえる。主にすすきの飲食店でのクラスター関連の感染者数が大半を占めるからであろう。(すすきののクラスター追跡に関しては7/23に「すすきの臨時PCRセンター」を設置するとのこと)

注意すべきポイントは、今後、若者の感染者率増が高齢者へ感染させる確率を高めないようにすること、か。

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【道の対応をふまえた「流行シナリオ」による患者推計】

今後、感染のピークが再び訪れた場合の最大人数を、以下のように推計したそうだ。

ピーク時全療養者数 1241名
⇒うち入院患者数 839名(重症者数121名)、宿泊療養者数402名

上記の数字をもとに、今後医療・療養施設の確保をすすめていく、とのこと。現在、各圏域ごとの確保可能数など状況を調査実施中。

道新の記事では各圏域の数字も出ていた。北海道のことになるとさすが詳しい・・・。

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【北海道の有識者会議を設置】

7/30に第一回の会議を開催予定。構成員(9名)が決まったもよう。(名簿は後日HPに掲載予定)。9月上旬までに4回ほど会議を開催し、中間的な検証を行い、第3波以降の対応に反映したい、と。

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【イベントなどの開催について、など】

・7/22に行われている国の方針を参考に北海道内のイベント開催基準を決める、と。


・東京オリンピック2020について前向きな発言。


・恵庭市と共同開催する「令和4年度全国都市緑化フェア」開催決定

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前回の北海道知事会見は下記参照。



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