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何もしない贅沢、パークハイアット

以前ウエディング雑誌の編集部にいた時期があり、その頃都内の色々なホテルを取材させてもらう機会があり、その中で個人的に一番好きだと感じていたのが、新宿のパークハイアットでした。

新宿駅からタクシーに乗らないとたどり着けない不便さながら、ピークラウンジでお茶をしたり、奮発してニューヨークグリルのランチに行ってみたり。
他にももっとラグジュアリーなホテルは東京に色々あるけれど、パークハイアットは来るたびに好きなホテルだなぁと感じる何かがあります。

東京に住んでいる限り旅行は控えなきゃいけない今の時期、それならパークハイアットに泊まってみよう!と思い立ち、先週末宿泊してみました。

チェックインのエリアや宿泊者用のエレベーターはライブラリーの奥にあり、こじんまりしていてアットホームな雰囲気。
いたるところにアートが飾ってあって、何より好きだなぁと思ったところは、キーカラーに落ち着いたグリーンが使われているところです。

私はなぜかグリーンという色に不思議と惹かれてしまうようで、今住んでいるマンションのキーカラーもグリーン(玄関のドアや収納扉など)、自宅のテーブルや椅子、小さいソファもグリーン、実家からもらってきた絵画もグリーン基調。

他のホテルは無難にベージュやブラウンを選びそうなのに、あえてグリーンを選ぶところは攻めてる感じがしてとても素敵で、その他一つひとつ(石鹸の香りや身体を洗う用のヘチマまで)、置いてあるもの全てに一切の妥協なく、それでいて心からリラックスできる雰囲気で、宿泊してより一層パークハイアットのことが好きになりました。

部屋でのんびり読書して、プールで泳いで、昼寝して、窓の景色を朝昼夕方夜ぼんやり眺めて、ゆっくりとお風呂に浸かって、、、
ホテルから一歩も出ることなく、気ままに過ごすってすごく贅沢なことで、心なしか肌の調子もよくなり、何より精神的にすごくリフレッシュできました。
どこか外国のリゾートに行ってきたような。

ごはんのときだけちょっぴり退屈だけれど、それ以外は一人が圧倒的に好きな自分にとっては、たまのご褒美にホテルに泊まってのんびりするのは向いているのかも。
そして『ロストイントランスレーション』を見直したくなりました。

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