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誰と生きるのが面倒で、でもたまにくる人恋しさにどう対処するのか

私は離婚しており、二人の子どもがいる。離婚前から実家に住んでおり、離婚後も引き続き実家に住んでいる。

12/31 17:30
近所のそば屋に行き、天せいろを食べる。混雑を回避するためか、メニューが制限されていて蕎麦だけでは満腹にならなかった。帰り道、子どもは私の弟と一緒に帰ってもらい、両親と私でスーパーで軽食を買うことにした。

弟に頼まれたチーズを買うために、乳製品コーナーに行くと、近くのアイスコーナーに20代くらいの男の子がいる。マスクをつけているからわからないけれど、多分かっこいい。

はあー、いいなあかっこいいなあ、でも一生縁がないのだろうなあと思いつつチーズを選び、両親を待っているとその男の子と目が合った。

私は、結婚してから男性と目が合ったりすると恥ずかしくて、恥ずかしくて、一瞬で混乱するようになってしまった。結婚したのがもう十年前になるので、十年間ずっと、たまーに外に出て目が合ったりするとヒイッ!となるのだ。もう結婚して、子どもを産んで、離婚して、そして離婚から三年半が経つというのに。結婚して専業主婦になり、極端に人と接することが少なくなったせいだと思う。離婚して、働くようになってもあまり人と接しない仕事なので外で男性に会うことが滅多にない。

その男の子と目があったときも、例に漏れず混乱し、恥ずかしくなった。二十代であろう子に混乱するなんて、自分自身に恥ずかしくなる。

さて、だ。
私は一人が好きで、この先も再婚という道を選ばずに生きていくのだろうと思うのだけど、同時に、私は一生誰かを愛さず、愛されず、愛する云々はなしにしても抱かれることもなく、手を繋ぐこともなく、誰かと会うことや顔を見てときめきを感じることなく生きていくのか。そう思うともったいないことをしているのでは、後悔しないのかと自分自身に問うのだ。

結婚したときは二十一歳。離婚したのが二十七歳、そして今は三十一歳だ。今これから歳を重ねて、どんどん出会いの機会もなくなるだろう。自分の年齢のプラマイ五歳程度の人と出会いたいとなると(マイナスの方は二歳くらいが罪悪感がなくていいのかもしれない)、歳を重ねるごとに恋愛対象の相手の年齢も上がることになる。しかし、私ごときを相手してくれる人はいるのか、いやそもそも私自身誰かと生きることが面倒なのだろう!!!!

と悶々と考えて年始を過ごしている。
もう私の友人たちはほとんどが結婚して、子どもを産んでいるので、こんなくだらないことを誰に話せるでもなく消化の当てもなく、延々と考えるしかない。

本当にくだらない。くだらないが、後悔しない生き方とは、と自問する中の解決しない悩みとしてこの相手のいない異性関係問題が大きな枠を占めている。

探すのなら今だぞお、今だぞおと十年後の自分が語りかけている気がする。十年後の自分よ、今なのですか。そしてやはり、この後悔と恋しさは続くのですか。話す相手のいない今、未来の私と後悔しない生き方、そして後悔していることについて語り合いたい。

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