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ALONESを聞いて

たまたまAquaTimezさんのALONESを聞いていました。

劣等感について優しく励ましてくださっている歌詞だと思いました。

誰かが苦労を乗り越えた幸せを語られた時だったり、相手が階段を昇っていくことに対する感情については歌詞や作詞家のプロ達は理解していたのですね。
十年二十年経っても古き悪しき幸せを周りに押し付けた人達って今も昔も居るんですね。
何年経っても自分含めて人間全然賢くないという事実を忘れないようにしよう。

学歴や職歴を軽視しているわけではなく悪魔で感想ですが、どの大学を入っても良い会社に就職して結婚するだなんて普通でも異常でも無い所詮量産型の理想に乗っかっているだけの現実。
その虚構を撮り、祝うのも一興。

って思ってはいますけど別にそういう人達も悪意があって知らせるわけではなく嬉しかったから色んな人に話したのでしょう。
それで辛い思いをする人間に対して
「人の幸せを祝えないあんたは狂ってる」
とか反論したら荒れるに決まっている。
私のこの発言もそうかもしれませんがファシズムを平気で言うから。
要するに自分のことしか考えてない共同生活のシェアだから批判が多いのです。

押し付けなければ応援していた人や友達、支援者の嬉しいと発信されたことはこんな私でも全然祝えますよ?
むしろ有難いくらいだ。
やっぱり子供は可愛いですし、性別は置いておいて誰かと一緒にやんわり過ごす人達とか犬と散歩している姿を見ても微笑ましいですから。
大事なのは言葉ではなくて自然さだと自分は思います。

しかし現実は辛い出来事の方がのしかかることが多い。
人に委ねる幸せは代償だらけだ。
エンタメで生きている方々の苦悩はこちらの想像も超えているのかもしれない。

けれどこの曲はそういう幸せな人達も不幸せな人達も否定もしていないんですよね。
むしろ味方でいてくれる。
経験しているのでしょうね。
幸せは永く続かないことを。

「青すぎる空に疲れただけさ」
「もう誰かの為じゃなくて 自分の為に笑っていいよ」

と。
こういう歌は有難い。
シンプルにプロは素晴らしい。
カッコイイよなあ。
自分は幸せというより充実させたいことを目標にしているので強いられた幸せを満喫する側への理解や配慮を目指していく。
心の狭い事や嫉妬なんてかっこ悪いこと言いたくはないです自分も。
けど、全ての人間が順調な人生を歩める補償がないのが常でしょう。
だからAquaTimezさんのALONESが今の自分に伝わったのです。

私が言えたことでは無いけれど、薄い成功体験より濃い恥を受け入れて毎日を乗り越えたいと思います。
自分の場合はそんな経験ばかり。
逆に言えば暗い内容だけど重くさせない程度に笑わせてみたい。
誤解なきようにお伝えしますが、懐古主義ではなくこれが自分の生きる道だからこの記事を書きました。
ただ肩意地張っても疲れるのでこの曲を胸に今日を生きる。
それに絆というのは、親友だからとか血の繋がりだとかそういうただ濃いだけの程度じゃないとある方から教わって以来、言語化できない共存への道をちゃんとご教授してくださっていますもの。
意外とみんな知らないことが多いから、この先も意味の無い青さと光に疲れていくのでしょう。

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