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自国で集まるホームステイ/考えることは皆同じかもしれません


※個人の感想です。

  私が安心する瞬間の一例。

  学生の頃。
  ホームステイに少しだけ興味があった。
  洋画は好きでしたが自国であんまり友人ができない上に、言語が多い異国でやっていける自信がなく当時の地上波で猛毒危険生物を趣味で見てるだけの自分としては「日本で良かった」としか思えなかったので余程のことがない限りは行かないかもしれません。

(※それでも海外の方から道を聞かれることが多いので自分は流暢な日本語でなるべく丁寧に道をお教えしていたことがある。
今はスマホがあるので固有名詞こゆうめいしさえあればなんとかなることも。)

  それはさておき。

  幼心ながら幻想はありました。
  交換留学?かホームステイで他の学生が別の国へ行く時に

「海外の友人ができて一緒に写真撮ったりするのかな?」

  なんて想像しながら自分には縁がなさそうとこの国の日常を歩んでいました。

  そんなことを思っていたらある日、その後の写真を校内で見つける。

  大して自国で仲良くもなさそうで年齢もバラバラなのに自国で固まってプールで写真撮ったであろう者達を見て

「ちびまる子ちゃんみたいなオチを現実で見られるとは。
参ったぜ。」

  私はそっと上記の言葉を心の中で呟いて苦笑いをするのだった。

  後に海外と縁のある方にお聞きすると、ホームステイといってもよっぽど親切か何らかの変化がないと結局、同じか似た国の人と集まるらしいことはホームステイあるあるだとか。

  多様性たようせいだとかグローバルとうたわれる時、私は都合が良すぎると考えてしまう。

  そんな疑問が浮かんだ時は、相手の国と自国の  人の客観的かつ一般的な反応や感覚をこの体験をほんの少し参考にして想像をする。
  決して偏見や決めつけをせず、むしろそうしないために冷静に。

  海外ドラマでファンになった俳優や女優などのエンターテイナーがいらっしゃった時、勿論国内含めたオールワールドで。

「海外や〇〇が進んでる」

  などと供述きょうじゅつされた時に私はこのホームステイと、余計な記憶で思い出した出来事として不寛容ふかんような国内教師がホームステイで来てくださった、折角の多国の生徒を自分の土俵で叱っている古き悪しき過去の光景を思い出して

「理想郷…ないかぁ。」

  と、遠目でその時の方と痛みを共有する。

  あとちびまる子ちゃん好きな人間でよかった。
さくらももこさんは誰しもが触れる普遍的な状況をちゃんとドス黒く、そして調整し爪痕つめあとを遺してくださる。

  ま、まあ自国でも友人が多いかどうかなんて個人差があるから。
  陰キャラはバカにされることが多いけれど

「不寛容なのに明るいからというだけで矛盾してるって言ってくれる人がいない環境に身を置いてることに気が付かないって可哀想だな。
シンプルに人それぞれか。」

  いや良心的な方がいらっしゃるのも、これも一面に過ぎないことも大前提なのは忘れていないつもりです。

  けれど、こういう経験をしたあとに陽キャラとか言われても鼻で笑えるのです。
  同時に「まあそんなものかも。人間ですから。」
  と穏便な心で地下で反撃と報い天誅を計算して狙う過程で大槻ハンチョーに虐められるカイジのように構えるのです。

  良かった暗くて。
  あとあらゆる作品を見れる範囲で知りたいな。
  カウンターや対応が豊富になれるから。

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