怪談・THE私45team100モノ
※寄せ集めた怪談です。
第一怪
第二怪
第三怪
第四怪
メンバー。
解滴 榾建
心霊現象は嗜む程度だが、自覚なく怪奇現象に見舞われている。
怪談は恐らく実質ノンフィクションである。
女子大生。
獬焼 依奈巾
スポーツ好きの男子高校生。
浮気性で様々なスポーツを楽しむ。
口癖は「俺〇〇極めた。」
クラウドファンディングで心霊番組に協力するほどのホラーファン。
怪談は慣れてないからか、スポーツ関係の実体験での話が怖さを醸し出している。
ワデス竿翔冠
自称ハーフの欧米出身男子中学生。
本名不明。
何処から聞いたのか00年代のホラーよりな話が多い。
呪いをかけているつもりはないのに相手の負の予兆を直感で分かるからかあだ名は「呪詛師」
恨みの相談を頼まれることが多い。
惰鯛 船護
映画に影響された家族に見切りを付けて早くから双子の姉と共に二人暮しをしている女子高校生。
決して暗い性格ではないのだがやたらと怖い体験が多く、そんなに仲が良くない姉と怖い話の時だけ盛り上がる。
最近は話す練習のために怪談を始めた。
惰鯛 筏船
船護の双子の姉で女子高校生。
妹と仲は悪いが「自分達に大した財産ないし親族の介護もしたくない気持ちは一致してるからからいいじゃないか。」
と若いうちから未来の準備をしている。
それでもおじいちゃん、おばあちゃん子で年配者から聞く令和の怖い話を多く持つ。
手続きさえしっかり終わればある決断をするつもりでいる。
惰鯛 ツインズについて
退屈しかない日常ととりとめて欲しいものがない現状。
家族関係が嫌で、惰鯛達は二人暮らしをする。
惰鯛 筏船がVtuberで荒稼ぎできる才能と高校生活とバイトをこなしているお陰で双子の妹である惰鯛 船護は何もしなくても高校生活を送れるのに。
船護は「フェアじゃないから。」とすぐにバイトを始めた。
お陰で置いてきた家族だった連中の介護をせずに済むが、船護のことだから怪談話や経験が欲しくて働いているのだろう。
普段は労働を嫌う愚痴も多かったり、「クリッとしたハーフ的イケメンで小動物感のある男子と共に過ごしたい。」とパトロンする気満々だ。
筏船はそこまでの余裕がなかった。
結婚という手続きと死ぬまで伴侶とお互いいなければならない不自由さに介護の現実が未だ政府に隠されている闇に逆らっているからだ。
解滴 榾建さんに筏船は感謝している。
老若男女問わない心霊コミュニティに誘われてからずっとそこの長だ。
暗くも明るくも感動ポルノでもない心霊話と彼女の体験が実感も篭っていて聞いていて飽きない。
普段、惰鯛姉妹は仲が悪いがホラー関係が好きという理由で繋がれているから二人暮らしも続いている。
まあ、どうせお互い長くは続かない。
「私たちのことが見えてるのなら屋敷を案内するのに。」
いつからか筏船には霊体が話しかけてくるようになった。
どうやら死んだ後、いつものようにここで霊体として暮らさざるを得ず、天国や地獄はないことが証明された。
夢がないとはいえげんじつは淡々としている。
自分達も過去がどうだったか思い出せないらしい。
生々しい設定の霊体と出会ったのに解滴 榾建さんの話は怖いまま。
話が上手いから船護も怪談を録音アプリなどを使って練習している。
彼女が収益化出来るコンテンツとなったらこちらもホラー好きとして嬉しい。
「ところであなたは、黒い尻尾についてどう思う？」
解滴 榾建さんがよく話してくれる奴か。
嘘に違いない。
だが彼女には霊体が見えている。
怪談のネタにしているから隠してはいるが。
もし黒い尻尾の存在が彼女にしか確認できない生物なら上手く聞き出し、Vtuberの本能として語り継がせる。
それに心霊番組のようにカメラで捉えられる程度の存在なんてああいう番組だから成り立つ。
真相はいつだってつまらなく、そして信じてもらえない。
嫌いな家族だった人間を介護させられる時に苦労した思い出と助けないマスメディアを思い出す。
霊体のお陰でマスメディアより先にネタを掴むことができてVtuberとしても個性を保ち鋭く尖らせファンを増やしている。
解滴 榾建さんは女子大生という肩書きを利用して色々と煙に巻く才能を待つ。
黒い尻尾は今のところ彼女と霊体にしか認知されていない。
霊体と彼女のみ確認されているのがミソなのだ。
心霊コミュニティに参加して最高の日々は遅れている。
船護と双子として話せるし、爽やかスポーツ高校生と欧米男子中学生とキャラの濃いメンツが揃っている。
今後も増えるかもしれない。
なら…黒い尻尾は放置でいいかもしれない。
黒い尻尾の正体が霊体との共通の繋がりもあり、怪談も聞ける。
縁にはこんな形もあるのだ。
それでもこのままだと解滴 榾建さんの命が危ないかもしれない。
黒い尻尾を見つけたら上手くしつけてしまおう。
会話が得意なら上手く丸め込もう。
この謎を楽しむのも怪談であり、心霊コミュニティに所属する醍醐味でもあるのだから。
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