ラストバトルプロレス哀歌:感想
ある格闘雑誌で紹介されていたので内心妙なクオリティだったらどうしようと先入観と半信半疑で購入しました。
そして読んだ瞬間に世界観に惹かれていた。
現代小説でここまで硬派な話と涙ありの漢物語は中々ありません。
生き辛さと夢を失った後の主人公達の命を賭した人生という名のプロレス。
今まで敢えて控えていましたが、アントニオ猪木さんのこともあって読むのに途切れたり時間がかかりましたが川岸選手、沢村選手といった二人の盟友と生き様を素直に応援したくなりました。
そして自分はシンプルにこういう格闘小説を楽しみたかったと知ることが出来ました。
少しずつでいいのでこうやって視野を広げて固定概念を覆したい。
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