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クロスオーバーに沈められ

ノンレム睡眠だったのか、新生K-1所属の壬生狼一輝選手が(多分)ランボーの格好で
「邪魔な綺麗事にトドメェ!オーイェーィ!」
と会見に現れて
「ワシは鷹山仁さんの生き様にしびれちょる。」
と言った後に対戦相手が

「いやあ荒川さんの脚本に近い貴方が、小林靖子さんの作品を選ぶなんて驚きです。」

と煽り返すので

「詳しすぎじゃない?」

とどんな対戦相手なのかその選手に記者が話を振ろうと思う所で目が覚めました。
割と有り得そうなナチュラル演出で笑って目覚めました。
昨日NARUTOをアマプラで見すぎたからかも知れませんね。

それはさておき。

無趣味だった昔を振り返る機会があったんですね。
好きなゲームも色々ありましたし、習い事も色々やったりやらなかったりと飽っぽいのか節操が無いのか自分がよく分からない。

そこで「仮面ライダーディケイド」に出会いました。
一号と仮面ライダークウガくらいしか当時は知りませんでしたがややダウナーでグレーサイドの主人公が様々な世界を巡って友や仲間を増やして様々な仮面ライダーに変身するという何でもありの作品。
更に「仮面ライダーディエンド」は他の仮面ライダーを召喚する上に自称怪盗でもっと何でもありという物語が好きでした。

まあクロスオーバーはディケイドだけのアイデンティティというわけでは当時もそうでしたが、
『説教シーン』が特に印象に残っています。

確かに愚かだよ。
死んだ女の面影を追って、全てを捨てようとしてみたり。
大切な人を巻き込まない為に自分一人で逃げ続けたり。な。

その後ディケイドでクウガに変身するユウスケという仲間が

「友達の為に体を張ってみたり…な。」
との返事があってから

愚かだから、転んで怪我をしないと分からない。時には道に迷い、間違えたとしてもそれでも旅をして。
お前に道案内してもらう必要は無い!

という新興宗教関連や綺麗事ばかりで行動しない身内に苦しめられ、酷い目に会い続けた自分にはとても刺さりました。

それ以来二次創作を書き始めてオールスターモノばっかやっていました。
(最近ならアヴェンジャーズ?)
そう思うと良くも悪くも仮面ライダーディケイドがあるから今の自分があるのだなと。

皆、懸命に生きている。
時には逃げ道がない現状を他者の作られた幸せに羨望の眼差しを向けながら、自分も相手も苦しみながら生きる事もある。
だとしたら、自分達は答えを求めたり求めるのをやめて前を歩いている。
そんな人達が憎めないし、助けられている。
自分なりの表現が出来ないから私も歩いているのかもしれない。
だからオリジナルのクロスオーバー作品を書きたい。
今も悩んでいるという事は、病んでいるわけじゃなくて書きたい物語があるからかもしれない。

自分も出来ることから何か表現出来ないか学んでいきたいと思います。
まずは出来ることから丁寧にやる!
ですね。

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