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海岸寺寺子屋(5月)

今日は神・安田登先生が講師の海岸寺寺子屋に行ってきました。

今日は
①源氏物語と他の古典物語の違い
②漢詩作り
でした。

①に関して
日本の物語の歴史は竹取物語→伊勢物語→〇〇→うつぼ物語なのですが、これらの冒頭は
「昔々、あるところにー」的なのんびりとした入りなのだそう。

それに対して源氏物語というのは俗に言うサスペンス風のスタート。
いきなり風雲急を告げるという感じです。

奈良時代は天皇の力が強かった(天武天皇の親政以降?)、平安初期も同様。

しかし、応天門の変で天皇家の力は衰えた。スポンサーが居ないとたちいかなくなった。
そしてそのスポンサーの娘を妃にすることで天皇家はなんとか存続していた。なのでたくさんの妃を持つことは許されない。
そんな時代背景において、冒頭から女房、更衣が数多居るという表現が使われている。妃はたくさん置けないはずなのにたくさんの女房衆、そして肝心の中宮(正妻)のことは書かれていない。

夫婦関係だけでなく、天皇家と権力者の間の確執の匂わせ…まさに衝撃のスタートなわけです。

いや、紫式部天才かよ(笑)

それは興味引くわー

という感じ。
もっと色々ありますが、これで十分興味引けるでしょう(笑)

②人生初の漢詩作り
漢詩とはただ言葉を並べればいいと言うのでなく、列記としたルールがありました。
そのルールさえ習ってしまえば意外と簡単?

いやいや、難しいですよ!
光源氏や徒歩は一句毎に観客をわかせたわけなので(漢詩は四句で起承転結)

今日横だった人と作った一句
春水一瓢独自憐
春の川辺で1人で酒を飲み自らを憐れむ

ここから



とつなげないとです。

春に酒を煽り自分を憐れむ
空からも雨が降ってきた
お酒のアルコールに火がついた!!
人生のお尻にも身体のお尻にも火がついた!とかかな(笑)


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