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石井ゆかりさんは山羊座あるあるに拗ねていた私の救世主だ

 泥棒猫です。

 年末のお楽しみ。それは来年の占い本を読むこと!

 秋には店頭に並ぶ、六星占術・ゲッターズさん・風水本。そして何よりもやっぱり星座でしょう。

 50歳の私は小学生の時にノストラダムスをたっぷりと浴びて、29歳の時に地球が滅亡するんじゃないかと恐れていた。それと同時に星占いにもガッツリハマった世代じゃないかしら。

 りぼんやなかよしのにはホロスコープ系の付録がつき、好きな人が何座かを調べて一喜一憂し、ハッピーバースデーという雑誌を友達と回し読みしてたなぁ。

 そうそう。おまじないもずいぶん流行っていた。片想いの彼のくつ紐に自分の髪の毛を忍ばせるだの、彼の名前を紙に書いて満月の夜に燃やすだの、それはちょっと気持ち悪いのでは???系のものがまことしやかに女子の間で囁かれていたのだ。すごい時代だなぁ。今思えば。

 だけど楽しかった。〇〇ちゃんは天秤座だから、水瓶座の彼と相性抜群だね!すぐに両思いだね!なーんて。


 でも、私は少し不満があった。


 私は山羊座なのだ。

 真面目、コツコツ型、時間に厳しい、石橋を叩いて渡る、努力家、孤独を好む、冷静、控えめ、でも計算高い。守護星は土星🪐。冷え性の顔色悪い女子のイメージ。


 えーーーー。

 全然つまんない。

 

 もっと華やかな星座がいいな。

 まあ絶対的響きの良さは乙女座。でもそれはくすぐったいかな。双子座とか根拠もなく素敵。蟹座や水瓶座は水のイメージでいいな。獅子座は太陽みたいでいいな。蠍座の情熱的イメージもカッコいいよ。そんな風にずっと思っていた。

 とにかく山羊座は縁の下の力持ちだの大器晩成だの、そんなの政治家のおじさんなら喜ぶかもだけど、ローティーンの女子には呪いです、ハッキリ言わせてもらえば。


 でも当たってる気がするから余計に悲しい。あーあ。私も明日は明日の風が吹く、と涼やかに空を見上げたいわ。でも諦めるしかないか。って思ったいたの。


 そんな山羊座あるあるに拗ねていた私に、石井ゆかりさんという救世主が現れた。

 しいたけさんも大好きなんだけど、石井ゆかりさんの占いは本当に明るくてポジティブ。

 真面目で几帳面という山羊座評は、楽しむことを知らない朴念仁。を連想させるけどそうではない。お祭りやパーティーを好み芸術を愛する人も多いのだ!と書いてくれてるではありませんか。

 2021年もいいことありそう。だって帯が「欲しいものが手に入る」だもん。やったー!


 さらに今年は3年占いが発売される年。こちらも購入。表紙もとても可愛い。

 これを1年後、2年後に振り返って見るのも大好き。

 今さっき2020年のをもう一度読み直したから、これから2021年をゆっくり読むぞー!明日からお休みだしね。

 年末年始の連休の、最初の読書は石井ゆかりさんでした。

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