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E-2. コールオプションストラテジー

前回の記事では、オプションについて紹介しましたので、今回の記事ではコールオプションのストラテジーをご紹介します。

A. 口座開設手順
B. 資金の振り込み
C. 取引前の各種設定(マーケットデータ購読、米ドルへの両替方法)
D. 取引方法(株取引)
E. オプション
 E-1. コールオプション説明
 E-2. コールオプションストラテジ (★今回カバーする範囲★)
 E-3. プットオプション説明
 E-4. プットオプションストラテジ
 E-5. コール、プットストラテジ
F. 確定申告

前回説明したコールオプションの実際の取引の仕方を説明します。コールオプションのストラテジは非常にたくさんありますが、この記事では下記を説明していきます。

1. コールオプションの買いからの売り

オプションの読み方です。

下記は、インテル社のコールオプションの1つで、意味は下記のようになります。

INTC Mar 12 '21 58.5 Call

左から順番に
・INTC → 銘柄:インテル社
・Mar 12 '21 → 失効日:2021年3月12日
・58.5 → ストライクプライス(権利行使価格):$58.5
・Call → コールオプション

インテル社の株を$58.5(ストライクプライス)で100株(1コントラクト)買うことができる権利(その権利は2021年3月12日に失効する)

このオプションを1つ買うと、実際には100株分を操っているのと同じ扱いになります。

In the money、At the money、Out of the moneyとは

オプションの話ではよく、In the money(ITM)、At the money(ATM)、 Out of the money(OTM)という言葉が出てきます。わかりやすくいうと、現在の株価と同じ価格のストライクプライスのオプションをAt the moneyといい、ストライクプライスが現在の株価より低いとIn the money、現在の株価より高いとOut of the moneyと呼びます。

INTC Mar 12 '21 58.5 Callの例でいうと、仮に現在のINTCの株価が$58.5の場合はこのオプションはAt the moneyのオプションになります。もし株価が例えば$60に上がれば、このオプションはIn the moneyと呼ばれ、$56に下がるとOut of the moneyと呼ばれます。

今の時点ではこういう呼ばれ方と意味があるとうことを認識してもらえるといいです。

オプションの価格一覧を確認するには、例えば米Yahoo Financeの各銘柄のOptionsタブから確認することができます。

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