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誰かのために時間を使う

娘が通うフリースクールは、ほぼ毎日、こんなことがあったよーの報告を写真と共に知らせてくれる。時には、一人ずつの小さな変化を個別に教えてくれる。

昨日は、娘が年下の子に勉強を教えてるシーンの写真に「最近、誰かのために時間を使うこと、すごく多いんですよね~」とコメントを添えて送ってくれた。

「誰かのために時間を使う」とても素敵な表現だけど、色々な意味合いがあるように思う。
私たち大人は、ほとんどの時間を家族のため、仕事のため、自分でない誰かのために使う。あまり望まない誰かのために使う時間も正直、たくさんある。
だからこそ、自分のため、自分だけのために使う時間が貴重で、それを必死に捻出してる。

でも子どもは、まだ時間の感覚も曖昧だし、友達に喜んでもらえることが嬉しいという素直な気持ちが大きいから、楽しんで「誰かのために時間を使う」ことができる。そして「誰かのために使う時間」で、世界がどんどん広がっていく可能性も沢山秘めている。

私は今、「自分がまず幸せになる」ために時間を使うことを意識しているけれど、でもその幸せは、結局「誰かのために時間を使う」ことなのかもしれない とそんなことを堂々巡りで考えてしまった。

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