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母親のスマホの質問にイライラしちゃうあなたへ #その2

母親から忙しい時間にスマホの操作について
質問の電話がかかってきたことありませんか?
その場でイライラしながら教えても
結局忘れてしまって、また質問される。
これで親子関係が悪くなる人多いのでは?


スマホで何をしたいのか調査

突然かかってきた電話では
緊急対応しかできないけれど
時間のある時に、母親とスマホ問題に向き合うことで
質問の回数が減ったり
そしてなにより、母娘関係が良くなります。

まず最初に
忙しい時間に電話で質問されても
・説明が難しい
・時間がない時は困る
ということをしっかり伝えましょう。
できるだけ口調を穏やかに。

次に、少し改まった雰囲気で
(私はコンサル風にメモとノートを用意しました)
母親に次の質問をしてみましょう。

「スマホで何がしたい?」

基本の操作を覚えるだけでなく
スマホを使って、どんなことがしてみたいか
それをヒヤリングすることで、
スマホを使うことへ興味をもち
操作についても覚えやすくなります。

想像してみてください。
あなたが英語学習をするときも
ただ単語を覚えるだけだと
楽しくないから身につかない。
でも、旅行に行くからとか
やりたい仕事につけるとか
何か具体的な目標があると
前向きになりますよね。

母親にとって、スマホも同じです。
分からなくても娘に聞けば、
ちょっと怒られるけど教えてもらえる
と思っているうちは覚えません。
だから、ちょっとワクワクする目標
一緒に考えて設定してあげると
楽しみながら覚えてもらえます。

私たちだって、楽しいから便利だから
デバイスの使い方を覚えますよね。
その感覚を味わってもらうことが大切。

たとえば
・映画やコンサートのチケットを予約する
・○○payでさっと買い物をする
・健康関連のアプリを入れて毎日歩く

そして母親が入れたアプリを
一緒に使って楽しめたら最高です。
1つできるようになると、
どんどん興味が広がる可能性もあります。

資料を用意


何がしたいか聞きだしたら
その場でアプリを入れて
説明したら「はい、おわり!」
といかないのが母親。
やっぱり忘れてしまうんです。
そして、またイライラ。
あんなに時間をかけて説明したのに!

そこで資料を用意します。
もちろん手書きでも大丈夫ですが、
できたらPCで作ったものの方がいいです。
理由は、
母と娘という感じではなく、
ちょっとビジネスっぽい感じが出るからです。

できたら文字だけでなく、
スクショをとって説明を加えたり
母親だけの特別なトリセツ
作ってあげるのです。

資料を使って説明

このトリセツを使って
もう一度説明。
プリントをファイルして
困った時に見てね!と渡すと
この項目についての質問は
ぐっと減ります。
実際は、他のことを質問をされることに
なることもありますが、
基本の操作についての質問は、
ぐっと減ると思います。

大切なポイント

説明する時の大切なポイントは
1回に説明するのは、1つの項目だけ

歳をとると、個人差はあるけれど
いっぺんに沢山のことを
覚えることができません。
だから、もし、やりたいことが
いくつかあったとしても、
1回に説明するのは1項目だけ。
そして次に会った時に、
前回おしえた内容を
「どうだった~?」と
聞いてみてから始めます。

スマホに限ったことではなく
歳をとると新しいことに挑戦するハードルが
想像以上に難しいようです。
娘としては、母の老いていく姿は
本当に悲しくて寂しくて、
ついつい怒りでその悲しみを表現してしまう。
もし怒ってしまいそうになったら、
一呼吸して、この方法を実践してみてください。

この記事がどなたかの
お役にたてたら嬉しいです。

母親のスマホの質問に
イライラしちゃうあなたへ #その1もどうぞ

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