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言葉を紡ぐ
言葉を覚え始めた子どもが、言葉の響きを楽しむように
大人になっても忘れないフレーズがある
それは昔の情景が目に浮かぶ詩だったり、お気に入りの歌詞だったり
映画のセリフだったり。
『あの犬が好き』は、言葉を紡ぐことの楽しさを思い出させてくれる。
始めは、ことばを知らないからという理由で、気に入った詩をただ真似て作る男の子。
そのうち、彼自身の生きたことばの重なりになり、その情景や感情が伝わってくる素敵な詩に。
あの犬が好き。
鳥が空を飛ぶのが好きなように。
ぼくは、あの犬が好きなんだ。
鳥が空を飛ぶのが好きなように。
朝、こう呼ぶのが好き
こう呼ぶのが好きなんだ。
「おおい、スカイ!」
(ウィルター・ディーン・マイヤーズさんの詩に感動して より)
真似をしながら、言葉使いを楽しむ。
この歳になっても、そんな素敵な豊かな時間を持ちたい。
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