モーツァルト ピアノソナタ

おはようございます、ドレミです。 
ピアノのレッスンをされている方は、レッスンの振り返り練習をしていますか?
レッスンは受けただけで満足してしましがちですが、その後の振り返りの練習がとっても重要です。
なるべくすぐに復習するのが良いですが、時間が経つと、またどこからともなく自己流が出てきてしまい、次のレッスンでさらに注意される・・・なんてことはよくあります笑
今日は、ドレミのピアノサロンでレッスンを受けていただいさ生徒さんの曲を取り上げて、お話ししていきます。
曲は、モーツァルトのピアノソナタ k.545
生徒さんに撮影した演奏動画を提出していただき、レッスン動画を撮影してお渡ししたり、オンラインライブでレッスンをしたりしています。
今回はオンラインライブで行ったレッスンの際に私が楽譜に記入したメモをお見せしたいと思います。


 これはとても有名なピアノソナタで、ピアノ弾きでこの曲を弾いたことの無い人はほぼいないと言えるような作品です。
とても勉強になる曲なので、ブルグミュラーを卒業して、ソナチネに入ったら是非チャレンジしていただきたいです。
ちなみに「ソナタ」というのは、「ソナタ形式」のことを指しています。古典派は、具体的な風景や物語を表現しない「絶対音楽」の時代で、ピアノソナタやヴァイオリンソナタ、交響曲のように形式が曲名になっているものがほとんどです。
ソナタ形式は(序奏ー)提示部ー展開部ー再現部(ー終結部)の形ですが、画像の楽譜は、ピアノソナタk.545の提示部の部分のみです。
16部音符のスケールはリズム変奏やスタッカート練習をこれでもかというくらいしましょう。
左手は全てが同じ重さにならないように気をつけて、変化する音を少し出す程度で、継続してある音は軽く触れる程度で耳障りよく流れることを意識しましょう。
第一主題の終わり、ff  に向かってクレッシェンドは左手でも加勢すると迫力が出ます。
スラーの切れ目は軽く切って、細かなアーティキュレーションをしっかり守ことで、モーツァルトらしいニュアンスが表現できます。
軽快な中に、ハ長調の無垢で愛らしい雰囲気を出しながら、歯切れの良さだけでなく第二主題の横の流れになる柔らかさ、モーツァルトらしい次々現れる新しい旋律を表現できると良いですね。

ドレミのピアノサロンでは、このようにレッスンの振り返りができるような記事を書いたり、生徒さんが取り組んでいる曲の解説や練習の仕方をお伝えしています。

ご興味ある方は是非ドレミのピアノサロンの方にもお越しください♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?