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推し馬 ナムラクレア 〜名コンビがG1制覇を目指す〜

ここ2年のスプリント界の中心馬、ナムラクレア(2019年生 現5歳牝)のことを紹介します。高松宮記念でG1初勝利を目指します。

1、3歳クラシック
1200〜1400mでは 1着か2着だった一方、マイルでは苦戦しています。しかし、桜花賞では勝ち馬に迫る惜しい3着でした。その後はスプリント界に本格参戦し、G1初挑戦のとなった3歳秋のスプリンターズSでは5着でした。

2、4歳
G3を2勝するも、G1は高松宮記念2着、スプリンターズS3着と惜敗が続きました。彼女は、1200m戦では9戦5勝2着 1回3着2回と、無類の強さを誇っています。重賞も2~4歳の間で4勝するも、G1には縁がありません。

3、性格
彼女は超勝ち気な、ワガママ娘と言われています。そして、どんな状況でも精一杯走り切る根性の持ち主です。また、彼女には孤高の時間が必要とのこと、レース前には独りで精神を整えているようです。とても走ることに対して、真面目な性格です。

4、浜中騎手
彼女の鞍上は、デビュー3戦目から一貫して浜中俊騎手です。このコンビで忘れられないのは、22年夏の函館スプリントS(別定重賞戦)です。彼女は50kgの軽量となり、騎手には減量を要するため、桜花賞直後に浜中騎手に騎乗の打診があったそうです。
彼が50kgで騎乗するのは14年ぶり。パワーを落とさずに減量しつつ、2ヶ月間毎週騎乗を続けたのは、並大抵の努力ではなかったと想像します。それでも浜中俊騎手は彼女の鞍上を手放したくなかったので、過酷な減量に耐えてレースでは見事に圧勝しました。
なお、彼女の父親で2つのG1に勝利したミッキーアイルの主戦も、浜中俊騎手でした。父の面影を感じながら乗っているのでしょうか。

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