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新潟記念の見どころ(私見) 〜軽斤量の3歳牝馬が有利?〜

明日行われる予定の新潟記念(芝2000m @新潟 ハンデ戦)の見どころ、と言っても全くの個人的意見ですが、3点投稿します。

◆ 見どころ その1 〜サマー2000シリーズの決着〜
新潟記念は全5戦のサマー2000シリーズの最終戦です。現時点のトップは、ノースブリッジとリフレーミングの2頭ですが、いずれも12ポイントと、チャンピオン条件の13ポイントを充足していません。
このままでは、昨年同様に「該当馬なし」で終わりかねません。

新潟記念出走馬の中で最もチャンスがあるのはレッドラディエンスですが、4着以上が必要です。
もう一頭微かにチャンスがあるのは、キングズパレスです。彼は優勝することが絶対条件、且つレッドラディエンスが3着以下という条件もあります。
さぁ、どんな決着になるのか必見です。

◆ 見どころ その2 〜大きな斤量差〜
ハンデ戦の新潟記念では、3歳馬は軽斤量で走れることから、毎年3歳牡馬が参戦しています。結果も、昨年はノッキングポイントが優勝、一昨年もフェーングロッテンが3着に入りました。
しかし、3歳牝馬の参戦は過去10年、1頭もありません。そこへ今回、有力3歳牝馬のライトバックが参戦しました。

現状、彼女は秋華賞出走のボーダーラインにいるので、収得賞金を積み増せる2着以上必須の状況です。
来週の紫苑Sや再来週のクイーンSといったトライアルを選ばず、ここに照準を絞ったローテーションは、軽斤量を活かして確り勝ちにきた印象です。

斤量はレッドラディエンスがハンデ頭の58.5kgに対し,ライトバックは最軽量の52kg、その差6.5kgです。

◆ 見どころ その3 〜ライトバックの参戦〜
ライトバックは桜花賞とオークスで共に3着と活躍しました。桜花賞で最後方から直線大外を走り抜けた末脚、オークスのゴール直前で4着馬と5着馬の間を突き抜けた根性と瞬発力、いずれも素晴らしかったです。

一方、迎え撃つ古馬勢の大将格レッドラディエンスも、七夕賞を豪脚一閃で勝ち切っています。
直線の長い新潟競馬場で、2頭の豪脚比べが見られるか、楽しみ満載です。


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