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今週末の重賞 (札幌2歳S、小倉2歳S、新潟記念)

夏競馬のフィナーレを飾る今週末も、札幌、新潟、中京の3場開催です。
重賞は土曜日に第59回札幌2歳ステークス(芝1800m @札幌 G3)、日曜日に第44回小倉2歳ステークス(芝1200m @中京 G3)と、第60回新潟記念(芝2000m @新潟 G3ハンデ)と、3場全てで実施されます。

◆ 競馬カレンダー
実態は未だ酷暑が続いていますが、競馬カレンダー上では、夏が終わり、来週以降は主要競馬場に舞台を移します。
また、新潟と福島では秋競馬が行われますが、札幌、函館、小倉の3場は年内の開催がありません。
個人的には、夏の甲子園が閉幕し、夏競馬が終わると、秋が到来したと思います。しかし、この暑さだと、その感覚もズレてきた感じです。

◆ 重賞紹介
2つの2歳重賞は出世レースと言われ、多くの超一流馬を輩出しました。

◆ 札幌2歳S
翌年のクラシックに繋がる、超一流馬への登竜門です。
最近では皐月賞馬ジオグリフ、桜花賞馬ソダシ、オークス馬ユーバーレーベンを輩出しています。昨年の牝馬三冠で活躍したドゥーラも、一昨年の勝ち馬です。

◆ 小倉2歳S
来年以降の短距離戦線に繋がる、こちらも有力スプリンターを生み出す大切な登竜門です。
重賞6勝のメイケイエールや、現役最強スプリンターの1頭ナムラクレアといった人気馬も、勝ち馬に名を連ねています。
余談ですが、3週連続で小倉の名を冠したレースが中京競馬場で開催されます。

◆ 新潟記念
新潟記念は夏競馬の大トリを務めます。また、サマー2000シリーズの最終戦です。
ハンデ戦のため超一流馬は出走しませんが、その後のG1馬を輩出する伝統あるレースです。
最も印象深いのは、6年前の勝ち馬ブラストワンピースです。彼は新潟記念をステップに、その年の有馬記念を制しました。

新潟記念には、今夏初めて重賞勝ちした馬、夏の最後に重賞初制覇を狙う馬、秋に向けて賞金加算したい馬、新境地に挑戦する馬など、多岐にわたる参戦が見込まれます。

今年の新潟記念には、桜花賞とオークス連続3着と好走したライトバック(3歳牝)が参戦し、いつも以上に華やかさを増しています。

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