2024年2月の記事一覧
推し馬 ウシュバテソーロ ~賢いダート王~
サウジカップで2着だったウシュバテソーロ(2017年生、現7歳牡)のことを紹介します。
1.戦績
ウシュバテソーロは典型的な大器晩成型であり、主戦場を芝からダートに変えたことで才能が埋もれず、花が開いた好例です。
彼は19年8月に芝でデビューするも、初勝利に7戦、1勝クラス突破には8戦かかるなど、芝での成績は22戦3勝と、そのほか大勢の一頭でした。
しかし、22年4月にダートに新天地を求めると、
推し馬 クラウンプライド ~ダート界のパイオニア~
サウジカップに出走する日本馬4頭の中では最も人気がありませんが、クラウンプライド(5歳牡)はいまのダート馬の海外遠征のキッカケをつくった馬として、個人的にとてもリスペクトしています。またG1での2着が3回という奥ゆかしい戦績もあり、いつか戴冠してもらいたいと、出走の都度応援をしています。
彼はデビュー4戦目にUAEダービーを選択、2016年のラニ以来となる2頭目の日本馬の勝利をあげました。その後
推し馬 テリオスベル 〜唯一無二のタフネス姉さん〜
今日はクイーン賞に出走する唯一無二の存在、テリオスベル(7歳牝)を紹介します。
彼女はデビューから6戦芝で未勝利、ダート転向直後の未勝利戦こそ勝つも、その後の出世は遅くオープン入りは5歳の春、合計22戦目でした。しかし、その後17戦は全て重賞、1着3回、2着5回、3着3回、4着3回と、いつも精一杯走り切る頑張り屋さんです。
しかし、彼女のレースっぷりはいつもメチャクチャで、常識に当てはめられま
推し馬 ウインカーネリアン
東京新聞杯で4歳勢を迎え撃つウインカーネリアン(7歳牡)に注目です。彼は皐月賞4着と早くから活躍するも、4歳の春から約1年間、両前脚の蹄葉炎を患い長期休養していました。
蹄葉炎はテンポイントをはじめ多くの名馬の命を奪い、医学が進歩した今でも現役に戻ることは易しくない大病です。
しかし彼はこれを克服しターフに戻り、2022年はサマーマイルチャンピオンを獲得、2023年は東京新聞杯に勝利した後、ドバ