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何人組でも


ドラマ『いちばんすきな花』

二人組をつくるのが苦手だとか、1対1で向き合うのが怖いだとか、それぞれの思いを抱えた4人が集まる話なのだけれど。

正直わたしは登場人物の誰にも共感できなかった。
というより、そんなことを考えたこともなかった。なかったけど、やっぱり毎話最後まで夢中で観れてしまうほどセリフが独特で見入ってしまう。

こういう子と友達になるの初めてだなーという感じ。そういう、自分の中で新しいタイプの友達ができた時のような気持ちで観れて少し楽しい。





この前友人2人とランチに行ったのだけれど、そこで私はある質問をした。

「3人組ってどう思う?」

そう、わたしはドラマに影響されている系の人間。
ここで『いちばんすきな花』のようにお洒落な雰囲気で語り合ってみたかったのだ。自分たちの経験を、ちょっとコンプレックスに感じてることとかトラウマも共有し合って、心がほっこりするようなそんなことをしてみたかったのだ。


友人は言った。

「え、別に何人でも一緒じゃね?」

あー、こんなギャルに聞くんじゃなかった。


ドラマのように何か始まりそうな予感など一切ない。
だけど、でも、わたしはこの人たちと出会えてよかったのだとなんだかじんわりと心があったまる。これってもしかして例の“ほっこり”ってやつなのか?


この話題は、いつかドラマのように文学的に人数について話すことができるような、そんな人と出会った時に取っておきたいと思う。


ちなみにわたしは、


2人でも3人でも楽しければなんでもよくね?タイプ。

あー、類は友を呼ぶってこういうことを言うんだ。
そんなことを実感した1日だった。





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