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おさらいモネ-おかえりモネ 第103話

103話

永浦水産継承問題
龍己さん亜哉子さんみーちゃん
それぞれがそれぞれを思いやっているが故に結論が出せない

龍己さんが亜哉子さんが教師をやめた理由を雅代さんのことではないかと思いやる
亜哉子さんは否定して本当の理由を言いかけてモネとみーちゃんを見る

後で分かる亜哉子さんの胸に秘めたもの
ここに匂わせがあった
その理由は、モネとみーちゃんのせいで辞めたともとらえかねない
そうじゃない
うつむいていく亜哉子さんの辛さが染みた

それを見て違う道で順調に行っている耕治さん

彼も家族を永浦水産を思い、今の自分を問い質す

そしてこの姿を見ているモネは?

モネはこの家族の問題に入ってこない
梶原監督の言う「廊下という結界」から中に立ち入らない
18話のたかが高校生の自由研究の時と同じ
けど違いは
自分には牡蠣棚の仕事を継ぐことはできないことはできないということを、自分がすべき役に立つことが他にあることをちゃんとわかっているということ

BGMは
「浮遊する心」

この場面永浦家のみんなの思いやりが浮遊しているとも言えるかな 

一人「結界」の外にいたモネは、この後18話のように一人部屋で涙することなく、みーちゃんの話を聞く
関係なくないよ
あの時はまだ何者でもなかったけど、今は何かができるモネの成長した姿を見せる大事なシーンだと思います
モネは自分の家族一人一人の「痛み」を分かりたいと思い、聞いていくことになる

お姉ちゃんはいいね


初見の時は正直妬みにしか見えなかった
けど
それはみーちゃんの心の痛みが分からなかったからだ
自分以外の者に何がわかる
地元に居続けた妹も、同じ思いでいるのかもしれない
その痛みを分かりたいと思うこと
モネはそれをあの人から学んでいたんですね
言って欲しい

モネはみーちゃんの痛みを分かりたいと思っている
そして手当てをする

だけどその痛みを言ってもらうにはどうするのがいいのか?
そろそろ時々キツいけど無いと困るあの人の言葉が必要だな

早朝に愛器のトランペット見つめながら何か思いに耽る耕治さん

決めんのは自分だ
俺の決断は正しかったのがな


過去に決めたのは自分だし
今後のことも決めるのは自分
水主の耕治さんの判断は正しかった
だからと言って
今それから変わってはいけない、というわけではない
変わっていい
耕治さんは本店営業部長とい社会的責任と
永浦水産を継ぐべきかという思いに揺れている
東京で耕治さんが朝岡さんと会った時に言った離れられないもの
耕治さんも離れられないものの一人だったんだ

それぞれの「胸に秘めた思い」が交錯する21週は、辛いけど深い

【103話劇伴メモ】
①東京行ってみたいんじゃない?
「夜の虹」

②里親制度
    ~事務長からの電話
「あなたが生む」

③永浦水産は俺の代で終わっていい~
     亜哉子さんは子供に関わる仕事がしたんじゃ
「この星と私たちに流れる水」

④私が辞めようと思ったのは~
    私にはできない
「浮遊する心」

⑤私の気持ちなんて~
     おはよ
「かがやく宇宙の微塵」

⑥俺の決断は正しかったのかな
     ~エンディング
「のさり」


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