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「 PancakeSwap 」についてまとめました🥞

こんにちは、投資家どらごんです🐲

今回は「PancakeSwap」について初心者でもわかりやすいように詳しく解説していきます。


この記事を読むことで、次のようなメリットがあります。

・仮想通貨ライフの効率を良くする

・PancakeSwapの活用方法がわかる

・PancakeSwapを利用した稼ぎ方がわかる


最後まで読んで「PancakeSwap」について完璧に理解してください。



PancakeSwapとは?

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは、仮想通貨の交換や運用ができるDEX(分散型取引所)です。


CEX(中央集権型取引所):従来通りの管理主体がいる取引所。
 CoincheckやBinanceなど。

DEX(分散型取引所):中心となって管理する組織や企業が存在せず、ユーザー間で取引する取引所。PancakeSwapやUniswapなど。


PancakeSwapは、最近話題のNFTゲームを始める時に使わなくてはいけない場面がかなり多いです。

BSC(バイナンススマートチェーン)のNFTゲームを始めようと考えている方には必須です。


この記事を読んで、いざ始めるその時に困らないようにしましょう!

また、ステーキングファーミングなど、少し仮想通貨に慣れてきた人にオススメな仮想通貨運用についても解説していきます。



PancakeSwapでできること

PancakeSwapでできることは、主に次の3つが挙げられます。

①仮想通貨の交換(スワップ)  →【Swap】

②ファーミング(預けて増やす)  →【Farms】

③ステーキング(保持して増やす)  →【Syrup Pools】


順番に説明していきます。


例①仮想通貨の交換(スワップ)  →【Swap】

このスワップ目的でPancakeSwapを知った方も多いでしょう。

PancakeSwapは、CEXにない通貨ペアで取引したいときに活用します。

仮想通貨には種類がたくさんありますよね。

しかし、その全てがCEXで購入できるわけではありません

ローンチ(サービス提供開始)されたばかりでまだ規模の小さいNFTゲームの仮想通貨だと、まだCEXに上場していないこともしばしば。

"CEXでその通貨の取り扱いを開始することを、上場といいます。"

こういった場合に活用するのが、PancakeSwapなどのDEXです。

PancakeSwapなら、手持ちのBSC上の仮想通貨を別のBSC上の仮想通貨に交換できます。


例②ファーミング(預けて増やす)  →【Farms】

ファーミング(イールドファーミング)とは、流動性を提供する代わりに報酬をもらうことです。

流動性マイニングともいいます。

PancakeSwapをはじめとするDEXでは、スマートコントラクトを用いてユーザー間で取引します。

"スマートコントラクトとは、あらかじめ設定された法則に従って取引を実行するプログラムのことです。
DEXはユーザー間で取引が成立しますが、自分で特別な操作をする必要はありません。簡単な操作で取引ができます。"

ユーザー間で取引するということは、通貨の動き、すなわち流動性が低いと取引が成立しにくくなってしまいます

そこで、ユーザーが流動性を提供する代わりに報酬を受け取れるという仕組みがあります。

具体的には、流動性プール(Liquidity Pool)に対象の通貨ペアを預けると、LP(Liquidity Provider)トークンが受け取れます

このLPトークンは、流動性を提供した証明のようなものです。

"基本的に取引は2つの仮想通貨間(BNB-XRPなど)で行われるため、流動性プールには同額の2つの通貨を預けます。"

そして、受け取ったLPトークンを預ける(LPトークンをステーキングする)ことで、預けた時間に応じてPancakeSwapのガバナンストークンである$CAKEが受け取れるという仕組みです。


例③ステーキング(保持して増やす)  →【Syrup Pools】

ステーキングとは、仮想通貨を保持することで、そのブロックチェーンやサービスの維持に貢献した報酬として仮想通貨をもらうことです。

このステーキングはいわゆる銀行の利息のようなもので、ブロックチェーンに対してのみならず特定のゲームの通貨などでも行われています。

PancakeSwapでは、$CAKEをステーキングすることによって対象の仮想通貨をもらえます。


その他

現時点では他にも、

・1チケット=5ドル($CAKE支払い)の宝くじ

・上場前の新規コインを購入できるIFOに参加

・NFTの売買

・PancakeSwapの運営に関する投票や提案

などもできます。


これらの用途があるので$CAKEにも価値があり、価格がついています。
よって、ファーミングやステーキングで得た$CAKEを売却して利益にすることもできます。



PancakeSwapを利用するメリット

①手数料が安い

PancakeSwapはBSC上のプラットフォームです。

BSCはイーサリアムなど他のプラットフォームに比べ手数料が安いことが特徴です。

スワップなどは頻繁に行う方も多いと思いますので、手数料が安いのはとても大きなメリットですね。


②高いセキュリティ

PancaknSwapを始めとするDEXは、中央管理者がいません。

CEXでは取引所がハッキングに遭った場合、大きな損害のリスクがあります。

その一方でDEXは管理が分散されているため、たとえ一部が攻撃されても全てが被害に遭うことは考えにくいです。


③KYC(本人確認)が必要ない

PancakeSwapなどのDEXの場合、CEXのようにどこかの企業に管理されているわけではないためKYCが必要ありません。

ウォレットを接続するだけで簡単に始められます。


④BSCの仮想通貨なら全てスワップできる

CEXは上場している通貨のみの取り扱いですが、PancakeSwapはBSCの仮想通貨であれば全てスワップできます



PancakeSwapを利用するデメリット

①インパーマネントロス

PancakeSwapなどのDEXでファーミングする際、インパーマネントロス(変動損失)というものが発生します。

プールに預けた通貨ペアの価格が大きく変動すると、プールに預けるよりも普通に保有していた場合の利益の方が大きかったという時があります。

このことをインパーマネントロスといいます。

仮想通貨はボラティリティが大きいので、ファーミングするとだいたいのケースでインパーマネントロスが発生します。

しかしこのロスは、

・そもそものファーミングの高い年利

・ボラティリティの小さいステーブルコインのペアで行う

ことによってカバーができます。

実際にファーミングを行う場合は、インパーマネントロスの計算をしてくれるサイトがあるので検索しましょう。
収支目安を知るために利用することをオススメします。


②法定通貨は使えない

PancakeSwapでは仮想通貨のみの取り扱いとなります。

法定通貨を含めた通貨ペアの取引がしたい場合はBinanceなどのCEXを使用しなければなりません。



PancakeSwapの始め方

PancakeSwapを始めるためには、次のようにします。


"国内の仮想通貨取引所の口座、Binanceの口座、メタマスクの開設が済んでいる前提で説明します。"


①:国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入する

$XRPや$XLMなど送金手数料が安い通貨がオススメ


②:国内の仮想通貨取引所からBinanceへ送金する

アドレスのミスに注意!資産が消えます。少額でテスト送金してから本格的に送金しましょう。


③:Binanceで送金した仮想通貨をBNBへコンバートする

スワップファーミングのリストにあるペアならBNBが追加でもらえるので、そちらもオススメです。


④:メタマスクにBSCを追加する

メタマスクはデフォルトでBSCの登録はされていないので、自分で追加する必要があります。

 ④-1:『設定』を開く

 ④-2:『ネットワーク』を開く

 ④-3:『ネットワークの追加』を開く

 ④-4:以下の項目を追加する。※コピペ推奨


 【ネットワーク名】BSC Mainnet

 【新しいRPC URL】https://bsc-dataseed.binance.org/

 【チェーンID】 56

 【シンボル】 BNB

 【ブロックエクスプローラーURL】 https://bscscan.com 


 ④-5:【追加】を押す

 ④-6:ネットワークがBSC、表示されている通貨がBNBになっていることを確認する 


⑤:Binanceから自身のメタマスクへBNBを送金する

アドレスのミスに注意!資産が消えます。
少額でテスト送金してから本格的に送金しましょう。


⑥:メタマスクをPancakeSwapに接続する

『PancakeSwap』で検索してトップにあるものが公式とは限りません。スキャムサイトの可能性もあるので、下記 URLから飛ぶようにしましょう。

公式:https://pancakeswap.finance/


ここまでがPancakeSwapを始めるまでの共通の手順です。



続いて、スワップファーミングステーキングの流れで説明していきます。

PC画面の説明は他の方の記事にたくさんあるので、今回は敢えてスマホ(iPhone)画面で説明します。


スワップ

①【Trade】を選択


②左上の【Exchange】で、元の通貨(上段)と交換先の通貨(下段)を選択。
交換したい額を入力して【Swap】を押す。

画像の$BNB→$CAKEで説明します。

「○○BNBの分だけ$CAKEにスワップしたい」
$BNBに交換したい額を入れると、その額を$CAKEにした場合の$CAKEが表示されます。


「△△CAKE欲しいからその分だけ$BNBからスワップしたい」
$CAKEに必要な額を入れると、その額を交換するのに必要な$BNBが表示されます。
"MAX"を押すと、その時点で交換可能な最大値が入力されます。


《交換先の通過が一覧から見つからない場合》

Crypto Skatesの$CSTを例に説明します。

②-1
CoinMarketCapで通貨を検索し、下の方にあるコントラクトアドレスをコピー


②-2
検索ボックスにコントラクトアドレスをペースト


②-3
【Import】を押す


②-4
注意画面が出ます。

追加しようとしている通貨がフェイクだった場合、資産は取り戻せません。

それを理解したうえで【チェックボックスにチェック】を入れ、再度【Import】。


これで通貨が追加できました。

③確認画面が出るので、問題なければ【Confirm Swap】する。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。


④まだメタマスクにトークンを追加していない場合は、これで簡単に追加できます。
これでスワップは完了です。

スワップをしたい方はここまで。



続いてはPancakeSwapで仮想通貨を稼ぎたい方が利用する、ファーミングステーキングの方法です。


ファーミングは流動性を提供した報酬なので、まずは流動性を提供します。

流動性の提供(LPトークンを得る)

①【Trade】タブの【Liquidity】に切り替え、【 + Add Liquidity】を選択。


②【Select a currency】の中からペアを組みたい通貨をそれぞれ選択。


今回はBNB-CAKEペアで説明していきます。

同額の通貨ペアが必要なため、スワップと同じように片方を入力するともう片方にもそれに応じた額が自動入力されます。

今回は$CAKEの保有額の方が少ないため、$CAKEをMAXで組みました(MAXでなくても大丈夫です)。


③【Enable CAKE】を押す。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。


④表示が切り替わります。
【Supply】を押す。


⑤確認画面が出るので、問題なければ【Confirm Supply】を押す。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。


⑥スワップの時と同じようにトークンを追加すると、メタマスク上でLPトークンが受け取れているのが確認できます。

これで流動性の提供ができました。

LPトークンは流動性を提供した証明みたいなものなので、これを持っているだけだと仮想通貨はもらえません。

次は、LPトークンをステーキングして、$CAKEをもらいます。


ファーミング(LPトークンのステーキング)


①【Earn】タブの【Farms】を開く。


②自分が組んだペアを一覧から探して、【Details】を開く。


今回はCAKE-BNBでペアを組んでいるのでこちらで説明していきます。

③【Enable】を押す。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。


④表示が切り替わります。
【Stake LP】を押す。


⑤ステーキングするLPトークンの額を入力し、【Confirm】を選択。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。


LPトークンはステーキングしないと意味がないので、特別な理由がない限り【Max】を選びます。


⑥LPトークンをステーキングすると報酬の$CAKEが得られます。
【Harvest】で回収。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。


ここまでがファーミングです。

続いて、ステーキングの手順を説明します。


ステーキング


①【Earn】タブの【Pools】を開く。


②様々なPool(ステーキングする場所)があるので、自分の増やしたいものを選びましょう。
好きなPoolを選んだら、【Enable】を押す。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。

今回は$FROYOで説明します。


③表示が切り替わります。
【Stake】を押す。


④ステーキングに使う額を選ぶ画面になります。
好きな額を入力して【Confirm】を押す。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。


⑤表示が Confirming🔁 になり、その後完了です。
ステーキングした通貨は【Harvest】で回収。


以上が、スワップ→ファーミング→ステーキングの流れです。


これであなたも必要に応じてスワップだけしたり、ファーミングだけしたり、ステーキングだけしたりと好きに仮想通貨を運用できるようになりました。



Auto CAKE(自動複利機能)

2021年4月に、Auto CAKE(自動複利機能)が追加されました。

$CAKEのステーキングによって得た$CAKEを自動でリステーキングしてもらえるので、より効率良く複利運用ができます。

基本的に操作は同じですが、$CAKEを追加してから72時間以内にアンステークした場合は0.1%の解約手数料がかかるので注意しましょう。


Auto CAKE Bounty

Auto CAKE Bountyは、クリックすることで報酬を得られます

詳しくは省略しますが、この報酬はAuto CAKEを可能にするための動作をした報酬です。

ただし、
・ガス代がかかる
・たくさんの人がこのBountyを狙っていてあまり額が上がらない(先に誰かに取られてしまう)

などの理由から、この機能はあまり使用する必要はないでしょう。



ファーミングの解除

まずはLPトークンのステーキングを解除します。

①ステーキングしているペアの画面を開き、【ー】を選択。


②解除する額を入力し、【Confirm】を押す。

今回は全て解除するのでMaxを選択します。

表示がConfirmingに切り替わり、その後LPトークンのステーキングが解除されます。


次はLPトークンを解除して、流動性の提供を解除します。

③【Trade】タブの【Liquidity】を開く。
所持している(さっきステーキングを解除した)LPトークンが表示されるのでそれを選択し、【Remove】を押す。


④解除する分量を選択し、【Enable】を押す。
メタマスクの確認画面で署名。

LPトークンはただ持っているだけでは特に何も起こらないので、特別な理由がなければ【Max】を選択します。


⑤【Remove】が選択できるようになるので、こちらを選択。


⑥確認画面が出るので、【Confirm】を押す。
メタマスクの確認画面も出るので、ガス代を確認して承認。

提供中の流動性通貨ペアが表示されなくなり、ファーミングの解除が完了です。



PancakeSwapの将来性

①新サービス

PancakeSwapでは現在、先に挙げたサービスに加えPrediction(BETA)も開始されました。PancakeSwap版バイナリーオプションです。

どんどん規模を広げて行こうとする姿勢が見えますね。


②To-Do Listからロードマップへ

↑上が去年(2021/2/23)のTo-Do List(ロードマップ)

↓下が今年(2022/1/21)のロードマップ

比較してみると、しっかりと予定を進めているのがわかります。


そして、開発時期の決まっていないTo-Do Listから具体的な目標のあるロードマップへ変わりました。


Finally, it's a roadmap not a to-do list.
Crypto moves fast, and we move fast too.
Pivoting is a way of life.
That means that we don’t publicly commit to specific timelines, so we can organize our development priorities based on market changes and developer resources.

最後に、これはやることリストではなくロードマップです。
暗号資産業界はものすごい速さで変化します。そして私たちもそれに合わせて速く動きます。
素早い変化、対応こそが生き残るための手段です。
つまり、市場の変化と開発者のリソースに基づいて開発の優先順位を整理していきます。

動きの速い仮想通貨市場についていくためですね。


③さらなるBSCの盛り上がり

また、PancakeSwapは手数料が安いことをメリットに挙げました。

これにより今後のさらなるユーザーの増加BSC系の仮想通貨の増加も見込まれます。

もともと信頼性・人気度共に高いPancakeSwapですが、今後もさらなる発展が期待できます。



PancakeSwapの注意点・リスク

①金融庁の許可を得ていない

PancakeSwapは金融庁の許可を得た取引所ではないため、何かあった時も全て自己責任になります。

急にサービスが終了してしまったりした場合の損失などの補償はありません。

海外の取引所はCEXもDEXも、基本的に全て自己責任で使用しましょう。


②BSCの衰退

PancakeSwapはBSC上で構成されています。

そのため、もし他の利便性の高いネットワークが台頭してきた場合、PancakeSwapも同じように影響を受けます。

ユーザーの減少などにより流動性が低下するなど、取引に支障が出る可能性も否めません。

現状ではそのような流れはありませんが、自分がよく使うのがBSCだからといってそこだけに注目せず、仮想通貨市場全体を見渡すようにしましょう。



PancakeSwapで豊かな仮想通貨ライフを!

PancakeSwapは初心者でも感覚的に操作できるサイトUIで、非常に使いやすいDEXです。

「CEX?DEX?パンケーキ?何それ…よくわかんないから諦めようかなぁ」

と不安になっている方は是非一度サイトを開いてみてください。


この記事の手順通りにやれば誰だってできるはず。


NFTゲームなど仮想通貨の使い道がどんどん増えている今、PancakeSwapを使いこなすことで世界が一気に広まりますよ!

レッツパンケーキ🥞



最後に

最新NFT情報、特に盛り上がりを見せるNFTゲームを中心にもこちらのLINEオープンチャットで紹介してますので、ぜひご参加ください。

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