見出し画像

CTO TalksでDeepL CEO ヤレックさんの話を聞いてきた #awsstartuploft

はじめに

AWSの方から、5/12にDeepLのCEOを招いたイベントを開催するからよかったら参加しませんか、という案内をいただきました。
それまでに存在していたどの翻訳システムよりも圧倒的に自然な翻訳を実現しているDeepL。
ここ最近ではChat GPTがなかなかの精度で翻訳できるようになっていることもあり、その動向が気になるDeepL。
そんな気になるな存在のDeepLについて、直接CEOから話を聞ける機会。これは参加せねば、と目黒にあるStartup Loftに向かいました。

ヤレックさんのトーク

開催当日である5/12は、朝から「DeepL」の文字が様々な媒体で取り上げられていました。ヤレックさんが自民党本部を訪問しAI活用について意見交換をしたとのこと。そんな、世間的にもDeepLやヤレックさんへ注目が集まっているタイミングでCTO Talksは開催されました。

もとはCTOだったヤレックさんは自分がスーツに包まれた姿で登壇していることを引き合いに出し、「この場にふさわしくない格好できてしまいました」と笑いを誘います。

個人的にはもはや「翻訳といえばDeepL」感さえ感じているのですが、創業は2017年。まだ創業から5年を数えるくらいのゴリゴリのスタートアップです。創業5年のスピードで世界に羽ばたいた企業の話はとても刺激的でした。また、DeepLにとって日本は世界で2番目に大きい市場だという意外な話も聞けました。確かに日本人にとっては「翻訳」のニーズは大きいですもんね。

そして、それだけのスピード感を持って進める中でも「みんながいきいきと働ける環境」を大切にされているというのが印象的でしたし、私個人も大切にしていることなので深く共感しました。

鍵は「品質」

ヤレックさんのトークが終わり、続けてFireside chatが開催されました。

Fireside chatの様子

やはり出てきたのがChat GPTに関しての質問。当然脅威となりうる存在ですが、質疑からはヤレックさんのDeepLの品質に対する強い自負と自信を感じました。
脅威となるような競合が出現したときに座して死を待つわけにはいきませんが、無闇に右往左往せず、自分たちの本質とストロングポイントを明確にしてそこを磨いていくことの大切さを垣間見た気がします。

「10年の経験をもつ人がいないような新しい業界」という言葉も印象的でしたし、無条件に人をワクワクさせるものでした。

ネットワーキング

残念ながらヤレックさんと直接話すタイミングを逸してしまいましたが、DeepLの方とAIについて話したり、日本で6月に観光するなら箱根がいいよ、とお話したりと楽しく盛り上がることができました。(AWSの方がスマートにつないでくださいました。感謝!)
たまごもりさんとかくりりんさんとか澤田さんとか、CTO界隈の皆さんともAIに対して各社どう向き合ってるか?みたいな話に花が咲きました。

撮影:犬塚 健吾

ありかとうAWS、ありがとうDeepL

大変刺激的な時間を過ごすことができました。招待してくださったAWSの皆様、そして素晴らしい場を創ってくださったDeepLの皆様、ありかとうございました!

いただいたノベルティが最高


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?