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学びの連鎖でばよえ〜んしたい

はじめに

これはDevLOVE Advent Calendar 2022 24日目の記事です。イブ!

前提知識

ばよえーんとはこちらのことです。

コミュニティでの学び、虚空に消ゆ

自分が所属する組織のコンテクストにはない考え。見たことも聞いたこともないプラクティス。めちゃくちゃよさそう。試したい。でも試せない。ファーストペンギンになる?それは勇気ある者だからできることだ。。。

セカンドペンギンならいけるぜ

でも、もし他に実践者がいたなら。事例を紹介している人がいたなら。「俺も俺も」と名乗り出ることができる。誰もいないところに一人で飛ぶことはできないけれども、誰かいるならば、飛んでいける。

事例 実例マッピング

私の現場では、こんなことがありました。
ビジネスモデルの転換期を迎えたあるプロダクトの開発チームで、アジャイルの導入をはじめました。その中で、QAのメンバが「これを試してみたかった」と持ってきたのが実例マッピングです。

結論からいうと、この取組みは実に素晴らしい成果を生み出しました。それまで後ろの段になって発生していたような手戻りは、早い段階でカオスと向き合うこの方法論ではなかなか起こりづらい。

広大な組織の中で、このファーストペンギンの功績をどう広げるか。

口コミの威力

「実例マッピングやってみたチームがいる、しかも超超超いい感じ、超超超超いい感じ」

そのことをSlackのtimesに書いたところ、「実例マッピングやってみたいです」というメンバーが現れました。学びが連鎖した瞬間です。

学びの連鎖

さきほど紹介した「実例マッピングやってみたいです」といっていたメンバーは、実際にそれをやってのけました。こんなにうれしいことはない!
私がやったのは、勇気を出して一歩を踏み出したファーストペンギンの功績をただSlackで共有しただけ。
セカンドペンギンの人に話を聞いたところ、実例マッピング自体は知っていて興味はあったが、一歩を踏み出せずにいたとのこと。そのタイミングで「いい感じにやってる現場があるよ」という投稿を見て、いっちょやってみっか!と踏ん切りをつけたそうです。

とにかく情報を流す

今回、私は学びました。自分が率先して何かをやるだけではない。誰かが新しいことにチャレンジしていたらそれを応援する。それを拡散する。それ自体が、それにチャレンジしてみたい誰かの応援になる。そうやってチャレンジの連鎖を、学びの連鎖をつないでいく。ばよえ〜ん。
コミュニティで学んだことが、いつしか自分の現場へと連鎖していく。人の心の光が見えるような、素晴らしい営みではないでしょうか。


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