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🟦TSMC米新工場建設で巨額の補助金獲得へ!

米アリゾナ州の新工場建設で50億ドル超の補助金


🟦TSMC米アリゾナ州の新工場建設で50億ドル超の補助金獲得へ!

 TSMCは米アリゾナ州で建設する新工場で、米政府から50億ドル(約7400億円)以上の補助金を受けられる見込みとなりました。これは米国政府が半導体産業の国内回帰を促進するため、CHIPS・科学法に基づいて提供する支援の一環の補助金です。米政府はTSMC以外にも、インテルやサムスンなどへの支援も進められている。

🟦TSMC誘致は国家安全保障の要

 近年、中国との経済競争激化やコロナ禍によるサプライチェーン問題を受け、米国は半導体などの重要物資の国内生産強化を迫られています。TSMCは世界最大の半導体受託生産会社であり、その最先端技術を米国に誘致することは、国家安全保障上、極めて重要です。

 バイデン大統領は2022年8月にCHIPS法に署名し、国内半導体産業の復活を目指して巨額の補助金投入を決定しました。米当局は2024年3月末までに、主要な先端半導体メーカーへの補助金発表を目指しており、TSMCへの支援も確実視されています。CHIPS法制定から補助対象決定まで2年弱かかりましたが、米国半導体産業の復活に向けた重要な一歩となるでしょう。

🟦まとめ

米政府はTSMCに対し、アリゾナ州の新工場建設に50億ドル超の補助金を提供する見込みとなった。

 日本のTSMC熊本工場には、4760億円の補助金が決定しており、第2工場にも7500億円程度の保証が見込まれています。合計すると、1兆円を超える補助金が投入されることになります。米アリゾナ工場に比べてる熊本工場の方が、より多くの金額を獲得していることになりますね。

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