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夫が残す妊活の記録#3〜体外受精のための通院を開始〜

加藤レディスクリニックを受診


自然妊娠が難しい私たち夫婦は体外受精をすることを決めました。検査は地元のクリニックで受けていたのですが、体外受精もここで進めるべきか悩んでいました。

知り合いの医療従事者に相談した結果、私たちは東京の加藤レディスクリニックで体外受精を進めることに決めました。

加藤レディスクリニックにした理由は紹介してくださった方の周りの方が実際にこちらで体外受精で子供を授かったことと、WEB説明会をおこなっており事前に地方でもよく説明を受けることができたこと。そして何より土日も対応してくださって地方からでも通いやすかったためです。

私たちの妊活の時期はコロナの真っ只中でした。

妻は自分で電車やバスで東京の新宿にある加藤レディスクリニック通うと言っていたのですが、電車で通うことが危険だと感じたので会社の上司に相談をさせていただき平日でも私が車で一緒に通うことになりました。

理解を示していただいた会社に感謝の気持ちでいっぱいです。

朝に弱い私たちですが通院時は朝5時頃に家を出発していました。毎朝東京では渋滞がおきておりカルチャーショックです。

通常、コロナ感染対策のため夫は病院へ入ることができないのですが、最初は私も検査を受けるために病院へ入ることができました。東京の病院の受診患者さんの多さやシステマチックな仕組みに地方住民の私は驚くことだらけです。

妻が検査を受けながら私も採精をして、精子の検査と体外受精で使うために精子を保存しました。妻も検査が終わりその日のうちに医師から検査結果と今後の方針について話をさせてもらいました。

検査結果に驚く

まず検査結果からですが驚いたことに私は精子の異常率が高いと指摘を受けました。また妻も甲状腺の治療が必要だということで東京の別の病院を受診することになりました。

以前検査を受けたクリニックではこれらについて私たちは全く異常が見つかりませんでした。それどころか私の精子の異常率は規定値を大幅に下回る数値でした。

何かの間違いかと思い、私たちは以前のクリニックでの検査結果を持参していたので見ていただいたのですが、「我々の検査結果を信用してほしい」と言われました。

私は精子の異常値を下げるために可能な限り生活リズムを整えて規則正しい生活を心がけるようにしました。
ただ当時は仕事がとても忙しく帰るのも夜が遅く、なかなか思うようにいかず葛藤していました。

妻は甲状腺の治療のため同じく東京の「伊藤病院」を受診することとなりました。地方の病院ではダメか相談をしたのですが、伊藤病院が加藤レディスクリニックの医師の信頼が高いようで私たちもこちらを受診することを決めました。

伊藤病院での妻の治療と体力の劇的な改善


伊藤病院は甲状腺疾患の治療でとても有名なところのようです。地方で運転もなれない私は新宿と表参道の人や車の多さにおっかなびっくり運転をしていきました。

伊藤病院では朝6時に受付をしているため、間に合うために朝3:30には家を出て受付に並びました。5:50頃到着するのですが、1番乗りと思いきや、既に人が並んでおり、人の多さに本当に驚くばかりです。

伊藤病院では妻は「橋本病」と診断されました。厳密には橋本病に近い状態とのことです。薬を処方され、改善が見られるまでは伊藤病院にお世話になることになりました。

妻はもともと疲れやすく散歩をしていても途中で息が切れて辛そうにしているのです。私たちはこれを妻が貧血をもっていたからだと思っていたのです。

伊藤病院で治療を受けていると妻の体調に変化が起きてきました。散歩していて息が切れることがなくなり、「もっと歩こう!」というほどに体力がついてきたのです。

妻がいつもより元気になってきて、伊藤病院に通ったことをよかったと実感しました。

加藤レディスクリニックで1回目の体外受精と失敗

伊藤病院の通院はそれほど多くありませんでした。ほんの2-3回ほどだったと思います。数値の改善が見られた後は地元の病院に紹介状を出してもらい、地元の病院で治療を受けられるようになりました。

そして加藤レディスクリニックへ通院すると体外受精をはじめることが決まりました。

東京の病院へ通院することが決まり1ヶ月経過しないほどの時間でここまできました。時間の流れに若干置いていかれそうになっていましたが、私たちは検査から治療がうまくいっていることから、これからもとんとん拍子に不妊治療がすすんでいくのだとおもいこんでいました。

体外受精がはじまると生理からいつが採卵のタイミングになるかわからないため、度々受診することになります。

本日はここまでとさせていただきます。本日もお読みいただきありがとうございます。



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