見出し画像

最近の徒然【三月、四月編】

出会いもあれば別れもある。という言葉が一番実感できるのが三月と四月ですよね。それはコンカフェに於いても同じく、学生キャスト達の卒業イベントが多く催される卒業シーズンとなるのがこの時期です。私にとっては、オタク達の悲しみと欲望が見え隠れする時期として好きな季節でもあります。推しの卒業を悲しみ落胆して咽び泣くオタク達や、なぜか推しの卒業と同時に自分もオタ卒を宣言し、忠誠心を見せつけあわよくば推しと繋がろうと目論むオタク達。見ていてとても楽しいです。笑顔で見送るオタクで居たいものです。

最近の私はと言うと、二月末に大阪へ帰ってきたということもあり、随分前に引っ越してきた新居での生活を一年半越しに満喫しています。大阪に帰ってきたとは言え、コンカフェに行く頻度は元から月イチ程度だったので、帰ってくる前と比べても大して変わってはいません。

三月四月を振り返ってみても、桜が咲いたことにも桜が散ったことにも気が付かないまま、自身のことに忙殺されていたように思います。本当に何をしてたんやろう?と自分でも心配になってしまう程に。

そんな二ヶ月の間にあったことを書きたいと思います。
いわゆる備忘録的な感じです。

三月はエゴイストのミルカちゃんの周年、
四月はユートピアのいとうちゃんの生誕、
そしてエフェメラルのメミちゃんの生誕、
k.w.s.k.ギャルズ達のイベントが立て続けにありました。

本来イベント事は苦手で行かないのですが、愛しいギャルズ達が主役となる晴れ舞台となれば話は別です。飛び交う万券と高価なシャンパンに恐れ慄きながら端席で身を潜め、微力ながらのお祝いをしてそそくさと帰るなどをしました。本当に三店全てで端席だったのがおもしろかったです。みんな良い笑顔でした。でもやっぱりイベントは苦手だなと改めて思ったりもして、Twitterでも投稿してみたのですが、あまりリアクションはなかったので、私も考えすぎなのかな?と何とも言えない気持ちになりました。

誰がどれだけシャンパンを並べた写真をSNSに投稿出来るかの競い合いが繰り広げられたり、他人と比べて「売上をあげないと」とプレッシャーを感じて苦しむキャスト達も多いように見える昨今です。

誕生日や周年を祝ってくれる人が居る、それだけでも無条件で喜ばしい事であるはずだったのに、いったいどこで歯車が狂ってしまってしまったのか?そんな事を考えずには居られません。

使いたい人が喜んで使うことにとやかく言うつもりはないですが、ただただ違和感を感じずには居られない自分が居ます。今回も実際に隣の席に来た人が8万円のシャンパンを注文だけして飲まずに会計をして帰ったという光景に遭遇しました。どうやら他店の経営者のようでしたが、同業付き合いだとしてもちゃんと楽しんで飲んで帰ればいいのにと思いながら見ていました。コンカフェの本来の楽しさって一緒に飲んで話して笑って帰ることでしょ?大人の形式や流儀を持ち込んでコンカフェ文化を穢してはいけません。「混んでいるから」という気遣いは不要です。客として来たならちゃんと客として楽しんで帰るべき。そういう所が君の店が評価されない理由やぞ?などと思いながら、8万円のシャンパンが排水口に流されていくのを眺めていました。

みるかちゃんに関しては一つ前の記事《【Episode1】堂山メルトダウン~第4号の場合~》で想いを綴ったのですが、いとうちゃんとメミちゃんに関しては改めて書いてみたいと思っています。私と彼女達とのEPISODEを。

話は出会いと別れに戻ります。個人的な別れは特になかったんですが、出会いはそこそこあった気がします。というのも、ふらっと行けるコンカフェが増えました。

一件はミナミの『Install』という店で、大阪のコンカフェ界隈では有名なとある姉妹の妹、つきちゃんがオーナーを務めるどちらかと言うとBAR寄りなお店です。もっと分かりやすく説明すると、余計なものを削ぎ落としたコンカフェという表現が合っていると思います。キャスト達の魅力だけで人が集まる素敵なBARです。つきちゃんは手料理が上手いことやイラストレーターとしても有名です。姉妹揃って面白くてかわいいので密かにずっとファンでしたが、今では料理目当てで定期的に通うようになりました。

もう一件は日本橋の『curious』です。オタク達にはお馴染みの近畿塩業ビルにあるこのお店、私は存じ上げませんでした。所在階は某店がずっと借りていたイメージでしたが、知らない間にこのお店が出来ていたという印象です。ここへは違う店のキャストの推薦でなーなちゃんというキャストに会いに行きました。元地下アイドルということもあり、オタクに対する理解があり、また扱いも上手い子です。弱冠19歳という若さでありながら、王道コンカフェキャストとしての風格を感じる逸材として注目しており、今後が楽しみです。お店自体は落ち着かなさを感じるので好みは分かれそうですね。

近畿塩業ビルは私がコンカフェオタクとして始まった場所として思い入れがあります。今は亡き『cachette』というお店によく通っていました。被写体モデルが集まるコンカフェとして異彩を放っていたコンカフェでしたが、ミナミへ移転後しばらくして消滅したようです。ちなみにその後梅田に同名の店が出来ましたが全くの別物です。

あとはそうですね…何があったかな。そういえば酔った勢いでアイドルオタク時代の元推しのお店にも行きました。懐かしさは感じましたが、コンカフェとしては楽しめなかったので詳細は省きます。自分はもうアイドルオタクではなくコンカフェオタクなんだなと実感させられました。「私は変わったんだ。あの時の私とは違うんだ…すまない。」という気持ちで店を後にしました。これもある種のお別れなのかも知れませんね。

あとこれは出会いというか再会になるのですが、元エゴイストのウイちゃんにミルカちゃんの周年エンカウントで久しぶりに会いました。再会の直前にTwitterをフォローされていたのでタイムリーな邂逅となりました。まぁ実はフォローされていたことには気付いていなかったのですが。彼女が現在勤めているコンカフェのオーナーと数年前にエゴイストに一緒に行ったことがあるのですが、その時接客してくれたのがウイちゃんだったというのも、今となってはおもしろい巡り合せだなと思います。類稀な感性を持つおもしろ女なので彼女のnoteも是非読んでみてください。

それでは今回はこの辺で。あと自分で言うのもなんですが、Twitterがそこそこ面白いのでオススメです。鍵垢ですがコンカフェが好きな人は是非!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?