昨日の突然の寒さで感じた「三寒四温な日々」と「UTMF(Ultra Trail Mt. FUJI)」

まずもって「UTMF」ってなんだよって方が多いと思うので、先に説明しておきます。

UTMF=Ultra Trail Mt. FUJI(ウルトラトレイルマウントフジ)

一言でいうと「変態どもが集まるクレイジーなトレランレース」。富士山の周りの山々を繋いで30〜40時間かけて165kmを走ります。

※結局noteでも山の話かよって感じですが、僕のアイデンティティの大半が「山」になってしまっているのでご容赦ください。

で、いきなり話変わりますが、昨日は寒気が流れ込んだ影響で夕方になるにつれて冬に戻ったような寒さでした。昨日も山に行ってきたけど、帰りの着替えが薄着すぎて凍えたw

「三寒四温」とはよくいったもので、この時期って、ようやく暖かくなってきなーと思ったら(むしろもう暑っ!て日もあるのに)、一気に冬に逆戻りしたりと、なかなか春のゴールに辿り着きません。

行ったり来たり。

もう4月も中旬なのでさすがに寒い日は少なくなってきましたが、やっぱり、日も長くなり暖かくなってくると、なんだか人間元気が出てくるもので、本格的な春(…というかもう初夏か)が待ち遠しい。

ウルトラトレイルの経験がある人は僕が何をいいたいかわかるかもしれませんが、昨日の突然の寒さに「三寒四温」な日々を感じながら、僕は2週間後に迫ったUTMF当日の自分の姿をふと重ね合わせたわけであります。

レース当日は、リアルな気候変動という意味でも寒かったり暑かったりすると思うのですがw(山を登ったり降りたりするので)、メンタル・フィジカル的にも元気になったりショボショボになったりすると思います。

行ったり来たり。

165kmも山の中を動き続けてれば、そりゃ、不調、違和感、痛み、などなどネガティブ要素はわんさか出てくるわけです。

三寒四温でいうならば「三寒」なんですが、三寒四温のいいところは、進んでは戻り進んでは戻りを繰り返しながらも、最後は必ずフィニッシュする(=春が訪れる)ということ。

ここ重要ですよ!w

もう一度言います。必ず春が来るんです。

同様にウルトラトレイルも、どれだけしんどくても復活を信じて進み続けてれば、必ずまた元気になるタイミングがくる。それを信じるべし。必ず春は来る。

「三寒四温」というのはあくまで、単なる「状態」を表した言葉かもしれないけれど、僕はそこに、なんだか「自然の逞しさ」とか「力強さ」を感じてしまったわけです。

昨日の思いがけない突然の寒さに薄着で凍えながら、なんだかちょっと(UTMFに向けての)元気をもらった次第です。

三寒四温にあやかり、なんなら森羅万象をすべてプラスの力に変えてw、100マイル頑張ろうと思います。

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