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DooRuマガジン(ドアルマガジン)

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毎週月曜日・水曜日・金曜日に教育情報を発信 最新情報から勉強に関するお役立ち情報まで家庭学習でお困りの皆さんへお届けします。
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2020年11月の記事一覧

神奈川県 高校入試の願書の提出方法が変更

神奈川県ではこれまで、公立高校の入学試験の願書の提出は、受験生が直接志望校に持っていくかたちでしたが、今年度は、各中学校から高校に郵送する方法に変更されました。 高校の窓口で待たされることや、その際に人が密集することを避ける意図があるようです。 コロナが流行する前であったとしても、寒い時期に長時間待機するというのは 体調を悪くする生徒もいたのではないでしょうか。 郵送のように、受験生に負担がかからない方法があって、それで問題ないのであれば今後もそれで良いのではないでしょ

「一斉休校考えず」

27日の記者会見で、 もう一度、緊急事態宣言が発令されたとしても、全国一斉の休校は要請しない という考えを萩生田氏が示しました。 地域一斉の臨時休校については、慎重に判断した上で可能としています。 夏前に学校が再開され、地域によっては修学旅行や運動会などの行事が行われ、 学校らしい活動が少しずつできるようになっているタイミングで、 もう一度休校になってしまった場合、子供の精神面が心配です。 大人たちは普通に動いているわけなので、学校だけ休校としても、子供に負担が大きいだ

教員のデジタル指導力向上を目指して・・

今回の日経新聞の記事は会員限定の記事になりますが、 簡単に要約すると以下のようになっております。 文科省は、2020年度内に、小中学生に1人1台ずつ端末を使える状態にし、 2024年度にはデジタル教科書の導入を全国で目指しています。 さらに来年度から、ICT関連企業OBらを「GIGAスクールサポーター」として 学校に最大9千人派遣するとし、オンライン学習用の機器やソフトの使い方を学校に伝えていくという方針を新たに発表しました。 全小学校でデジタル活用スキルを持った教員や

共通テスト 会場でのマスク着用義務付け

2021年度の大学入試共通テストの「受験場の注意」が公表されました。 例年は12月に受験票と一緒に送られるものなのですが、感染予防対策が必要だったり、初めての共通テストということからか11月20日に、大学入試センターのホームページで公表されました。 今回特に注意しなければならないのが、 「試験会場では、常にマスクを正しく着用」することが義務付けられていることで、フェイスシールドやマウスシールドのみでは受験が認められないようです。 【最後に】 「マスクを忘れても、友人から予

受験生チャレンジ支援貸付事業

東京都は「受験生チャレンジ支援貸付事業」という、 高校・大学の進学を目指す中3生と高3生の塾の費用や受験料を 無利子で貸し付ける支援を行っています。 これまでは、収入要件として前年の収入額で審査をしていましたが、 コロナの影響で今年の収入が一気に減った家庭もあることから、 前年から収入が減少した場合は2020年の収入で判断する特例を新たに出しました。 貸付の上限は 学習塾等受講料が20万円 (一定期間以上継続して生徒・学生に対し有償での学力の教授を直接または通信で行うもの

「キャッシュレス決済」のルール

今回は、どういった点に気をつけて子どもにキャッシュレス決済を利用させるかについてまとめられた記事を紹介します。 例えば・・LINEでも、アプリ内で有料のスタンプを買う際にキャッシュレス決済が可能です。他にも年齢制限がなく使えるものは多いため、キャッシュレス決済は子どもにとってもかなり身近なものになっています。 キャッシュレス決済を子どもが利用する時に、家庭で決めておくべきルールがいくつか記事の中で紹介されています。 ①どのような時に、どのお店で、どのように使うか教える

少人数学級の導入について

一クラスあたりの人数を減らす「少人数学級」の実現について、 その必要性を訴える声が上がっている一方で、予算の関係や「そもそもどこまで効果があるのか」というような声も多く、具体的な話はまだ進んでいないようです。 そもそも、少人数学級の実現によって何が「きめ細かく」なるのでしょうか。 2つ目の記事では、重度の知的障碍をもちながら、小中学校を通常学級で過ごした生徒の事例が取り上げられています。 高校進学のタイミングで特別支援学校高等部に入学したようですが、 特別支援教育を受けて

学校給食費の徴収について

学校給食費の徴収・管理業務について、全国の74%の教育委員会が「学校に(徴収と管理を)委ねている」ということが文科省の調査で明らかになりました。 2019年の時点で「学校・教員の本来的な業務ではない」と発表されていながらも、給食費の会計を自治体に移す「公会計化」は進んでいないようです。 支障となっている要因としては 「情報管理のための業務システムの導入・改修費用」 「人員確保」 などが挙げられています。 【最後に】 教員からしてみても、各家庭との金銭的な話は踏み込みにく

学校での動物飼育について

今回は学校でのウサギやニワトリなどの動物の飼育に関する記事を選びました。 動物の世話を休日のみならず、夏休みや正月の長期休業中も教員が行うことが負担になっており、学校での飼育をやめる動きが広がっているようです。 

また、時間的な負担だけではなく、病気やけがをした時の処置の難しさも要因の一つにあるようで、明らかに状態が悪くなっているウサギでも、治療費などの予算がついていないため放置されていたという話が記事では取り上げられています。 【最後に】 動物の世話を経験することは

バーチャル修学旅行へ!

新型コロナウイルスの影響で、日帰り旅行に変更・代替のイベントを実施など、学校の実情に応じた対応がされています。今回紹介するのは、東京都の日本大学第三中学の3年生が体験した「バーチャル修学旅行」についてです。 修学旅行は中止になったものの、VRゴーグルをスマホと繋げた映像で、訪問予定であった京都や奈良の名所を見たようです。 この企画は大手旅行会社のJTBが企画したもので、担当者は 「修学旅行の気分を味わって、実際に現地に行ってみたいと思ってもらいたい。リアルな修学旅行が戻る

「Studyplus for School」が「Zoom」との連携を開始

勉強時間の記録することができる「Studyplus」というアプリを利用している中高生は多いと思います。 そこに記録されている学習状況を学校や塾の先生が見れるようになったり、メッセージ機能を使ってコミュニケーションが取れるといった機能を持つ、「Studyplus for School」というサービスがあります。 この「Studyplus for School」とビデオ会議システムサービス「Zoom」が連携を開始しました。 zoomの会議室に入るには ①ミーティングID(部

「学校推薦選抜型」の出願が開始

11月1日から「学校推薦型選抜」(旧推薦入試)の出願がスタートしました。 初めて共通テストが実施されることやコロナ禍で先が見通せない不安からか、受験者は例年より増えることが予想されているようです。 「コロナによる休校で授業が遅れ、他の受験生との差がずっと気になっていた。とにかく早く、確実に進路を決めたい」(大阪市の高校3年生の生徒) 「生徒は例年に増して安全志向になっている。ランクを下げてでも、確実に合格がもらえる大学を希望している」(東京都の高校の進路担当教諭) とい

学校図書館の役割

今回は、学校の中で子どもを支える「学校図書館」に関する記事を紹介します 学校図書館は、関心のある児童生徒に本を貸すだけの場所ではなく、 教科の学習をサポートする役割があります。 小学校国語の学習指導要領では、学校図書館を利用した活動として以下のような活動をするように定められています。 (1・2年生) 学校図書館などを利用 し,図鑑や科学的なこと について書いた本などを 読み,分かったことなどを 説明する活動。 (3・4年生) 学校図書館などを利用 し,事典や図鑑などから