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地域コミュニティ拠点

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地域内外の方々が気軽に交流できる地域コミュニティ拠点をご紹介します。
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記事一覧

【礼文町】自然の恵みに満ちたふるさとの暮らしを体験 島の内と外をつなぐ新たな地域の応援拠点 礼文番屋

礼文に帰ってきたい、移り住んでみたいという想いの受け皿に 美しい花々に彩られた風景から「花の浮島」とも称される、日本最北の島・礼文島。 島の出身者は広く全国各地で活躍しており、同郷の人々の交流の場として「東京礼文会」があります。「礼文に里帰りしたいけれど、もう実家がない人も多い。 「滞在先があれば、帰りやすくなるのでは。」という会の参加者の声をヒントにして生まれたのが、ふるさと応援・体験道場「礼文番屋」です。 施設は木造平屋で、かつて栄えたニシン漁の作業場や宿泊所として

【栗山町】合同会社オフィスくりおこ/ 地域密着型ビジネスで、栗山町だからできるチャレンジを

札幌市や新千歳空港から車で約1時間の道央エリアに位置する北海道栗山町は、田んぼや畑が広がるのどかな風景に囲まれた自然豊かなまち。 合同会社オフィスくりおこは、栗山町地域おこし協力隊を通じて出会った石井さんと高橋さんが起業した地域商社です。 都会から栗山町に移住し、地方ならではの新たなビジネスモデルづくりに挑戦する代表の石井さんにお話を伺いました。 ーまずは自己紹介をお願いします。 石井さん:出身は埼玉県で、大学時代は栄養学を専攻していました。卒業後は管理栄養士の仕事に就い

【函館市】誰でも気軽に活用できるまちの交流拠点に 函館コミュニティプラザ Gスクエア

まちの人々が、夢への新たな一歩を踏み出せる場所を 五稜郭エリアのランドマーク「シエスタハコダテ」の4階にある、地域コミュニティのためのフリースペース「Gスクエア」。 世代を越えて多くの人々が集い、さまざまな活動が行われるまちの一大交流拠点となっています。 センター長として施設の運営に携わる岡本啓吾さんは、函館出身で大学進学を機に東京へ。 広告代理店に就職した後に地元へUターンした経歴の持ち主です。 生まれ育った函館のまちをさらに活気づけるために、若者や事業者が自由に意見

【中標津町】牛をテーマにした体験型ゲストハウス 大自然の中で特別な時間を過ごす ushiyado

豊かな自然の素晴らしさを、たくさんの人と分かちあいたい。 人口約2万3千人に対して牛の数は約4万頭。 そんな北海道有数の酪農のまち、中標津の中心部にあるユニークなゲストハウスが「ushiyado」です。 オーナーは中標津で20年以上に渡って酪農業を営む、「竹下牧場」の経営者である竹下耕介さん。牛という生き物の魅力をもっと多くの人々に知ってほしいという想いから、地元住民と旅行者が交流できる宿をオープンしました。 建物のモチーフは、牛たちがのんびりと暮らしている大きな牛舎。

【江別市】宿屋をやりたいんじゃない。地域を表現する場所をつくりたい 『ゲニウス・ロキが旅をした』

旅人が地元の人と交流しながら、暮らしやまちづくりに触れる場所 北海道江別市の大麻銀座商店街にオープンした一軒のゲストハウス『ゲニウス・ロキが旅をした』。 このインパクトはあるけど覚えづらい名前のゲストハウスは、運営者だけではなく施設を利用するゲストや地域住民など様々な人に支えられています。 泊まるだけじゃない、人と人との交流ができる場所を作りたいと、商店街のお店を閉めることになった洋品店を改装し、2階は客室、1階部分にはワーキングスペース、イベントスペース、キッチンなどを

【浦河町】地元の有志で空き店舗をDIY やりたいことをやれる場所 「はじめる人のシェアスペース tatamiya」

遊び心とそれぞれの「得意」を持ち寄り、シャッター街に新しい風を 浦河町大通地区では空き店舗の増加が課題でした。 そこで立ち上がったのが30~40代の次世代の経営者を中心とした有志でつくる一風変わった部活動「浦河リノベ部」。 約20年前に閉店し、使われず眠っていた畳店を借りて、残されていた廃材や畳屋ならではの間取りを活かして、遊び心たっぷりの空間にリノベーションしました。 リノベーション後の建物は、「はじめる人のシェアスペース tatamiya」として株式会社ユートラインが