マガジンのカバー画像

地域で活躍する人たちを紹介

7
北海道内での地域との関わりや地域での暮らしなど、新しい「かかわり方」を実践する人たちをご紹介します。
運営しているクリエイター

#移住体験

『石狩市厚田区・ 奥本主計さん/“海に沈む夕日が見えるところに住みたい”と思っていた』

石狩市厚田区は、札幌から車で1時間ほどの所にある海沿いのまちで、丘の上から日本海に沈む綺麗な夕日が見えることでも知られています。 また、厚田区は現在、全国的な盛り上がりを見せるサイクルツーリズム(サイクリングを活用した観光)に力を入れている地域でもあります。海と丘とサイクリングのまちでの暮らしは、果たしてどのようなものなのでしょうか? ―まずは厚田へ移住された経緯やご出身地など、簡単に自己紹介お願いします。 奥本さん:厚田には6年前から土地を購入していまして、昨年、神奈川

『安平町・比呂麻衣子さん/季節の変化や、その日1日の時間の流れを感じるようになりました。』

北海道の南西部に位置する安平町は、札幌から車でおよそ80分の所にある農業と酪農の町。特産品には「メロン」「はやきた和牛」「アスパラ」などがあり、気候は穏やかで夏は涼しく、冬の雪は北海道の中では比較的少ない地域となっています。 安平町に移住され、現在はメロン農家として歩み始めている比呂さん。ご主人と、産まれたばかりの息子さん、家族三人で暮らされている比呂さんは北海道への移住をどのように感じていらっしゃるのでしょうか? ―移住に至った経緯や今のお仕事、家族構成についてお聞かせ

『 札幌市・毛佳(マオ ジャ)さん/プライベートと仕事のバランスをとりながらやっていくには北海道が1番かなと思い』

会社を経営し、仕事と趣味の両立を実現されているマオさんは、雪が無い時期は自転車のロードバイクで北海道各地を走るサイクリストとしての顔をお持ちです。 車や電車では味わえない、自転車に乗っているからこそ知れる北海道の魅力をたくさんお聞きすることができました。 マオさん:はじめまして、札幌在住のマオジャと申します。 ―マオさんの後ろに自転車がありますが、これは愛用のものですか? マオさん:そうです。今年購入したロードバイクなんですが、春ごろからずっとこれに乗ってまして、もう30

『長沼町・中村直弘さん/「以前だったら、仕事を終えて明るい時間に家に着くなんて考えられないなって思います(笑)」』

長沼町には、北海道らしい広大な畑作風景が広がっており、また50年以上の歴史を持つ〈長沼ジンギスカン〉も有名な町です。 元システムエンジニアでキャンプが大好きな中村さんが長沼町を見つけた意外な方法とは————? ぜひ、本記事をお楽しみください。 ―では最初に、簡単な自己紹介をお願いします。 中村さん:はい、中村と申します。 北海道の岩見沢市出身で、高校を卒業して札幌の大学に進学し、その後は東京で就職しシステムエンジニアをしていたのですが、週末になる度に地方へキャンプに行くよ