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【Shake it off. vol.027】 これまでの夢と、これからの夢、全く違っていてそれでいい

こんにちは。12月も2週目に突入しましたが不思議な師走感を味わっている方も多いのではないでしょうか?というか全世界の人々が思っていることの一つであると思います。それだけ12月のキラキラ輝くこれまでの感じ、慌ただしく過ごすあの感じ、大人数で集う賑やかな感じが、どこにもありません。ただ私は意外とこんな12月もありだな、と前向きに捉えています。年の締めに相応しい、内観の時間がより一層とれる気がしています。でも、常に内観ばかりしていられないから(気が狂ってしまいそうになるよね笑)休息の時間や何か没頭する時間にどんどん当てたいと思っています。(とは言え仕事で結構バタバタしていますが、時間は作るものですね)有難いことに2021年スタートから新たな挑戦や未知の世界へ進むお祭り感が出てくる予定です。今のうちに外側と内側の整理整頓、断捨離を進めておかないと気持ちの良いスタートも切れませんし、年内には大きな星の動きなんかもあるようなので、そこに向けてスッキリもっと身軽になるように意識して過ごしています。前にも書きましたが、決めたことには忠実に、正直に、他のことは適当でいいと私は思っています。と言っても、この2020年を過ごしてきてやっとこの答えが見つかった感じですが。
前回の記事はこちら↓




さて、前回の記事で今年の振り返りのススメ的なものを書きました。1年前の自分はどんな近未来を想像し、どんな目標を立てたか。そして私はどう今年を過ごしてきたか。こう書くと固いイメージだけど、目標とか古くせーと思われるかもしれないけど、これらは結構大切なステップであると感じていて、このステップを踏むからこそ自分の現在地を常に再確認できると思っています。たまに心と身体、そして魂が一致していないんだろうなーと感じる方に出逢います。それはどんな感じかというと、例えば口から出てくる理想や目標はとっても立派で素晴らしいことなんだけど、それらを語る表情が辛そうだったり行動が伴っていなかったり。はたまた行動が先走り気持ちが追いついていなくって、気がついたら自分でも望まない知らない場所に辿り着いていたり。それはきっと自分自身の心と身体、魂の3つのバランスが取れていない状態なんだろうな、と思うんです。そこにいち早く気がつくためにも自分を分析する力や、内観する時間はとっても大切。それだけじゃなく“結構自分、この1年間頑張ってきたんだなー、お疲れ自分!”と褒めてあげられると思うんです。とまあ、そんなことを私は自然と昔からやっているのですが、今年はある異変に気がつきました。それは【今までの夢が今年に入ってどうでもよくなっていた】ということ。これは自分にとってかなりの大事件でした。




どうでも良くなっていた、は少し大袈裟な言い方かもしれないけど半分そんな感じでもうあと半分は正直当たっている表現だと思ってる。もっと分かり易く言うとちょっと前までめちゃくちゃ大事にしていたもの、ギュッっと握りしめていたものが、あれ?今そうでもないかも。なんで今までこれしか見えていなかったんだろう。これ以外にもこんなに素晴らしいものやことで溢れているじゃないか!もっといろんな楽しみ方、してみよ!るん♪みたいな感覚。(もっと分かりにくくなっていたらごめんなさい)要するにこれまでの価値観がガラッといい意味で変わったんだろうと私は解釈している。それはそれは大変革だったんだけど、今の方が心地よく過ごせているしリラックスしていることには間違いない。じゃあ今まではなんだったのか。きっとさっき書いた3つのバランス(心、身体、魂)ってやつがガタガタに崩れていたんだと思う。それに長いこと気がついていなかったのだろう。(もしくは気がついていながらも見て見ぬふりをしてきたのだろう)私はこれまで仕事、お金、成功、豊かさ、どう稼ぐか、キャリアを積みまくる、問題解決、もっともっと上へ、とかなんかを人生のプライオリティーにしてきた。とっても男性的で啓発的でズドーンと重い感じを2020年の今は感じているが、当時はそれが常で頭の中を占領しきっていた。だから楽しさ、柔らかさ、温かさ、好きと言う気持ちを大切に、なんて要素は(これっぽっちもなく)なく、というかそんなものが入ってくる余地すらなかったのが昨年まで。重たく固いものを自分にこれでもかと張り付けて形作ってきてしまった。だがそれまでの私が嘘だったとか別の人間だったとか騙されていたと言うことではなく、これも私には必要なステップだったんだと解釈している。それを今年に入って1つずつ壊していったり剥がしていったりする作業も既に組み込まれていて、それは自然なことで必要なことだったんだと今は思う。…でも大変だった笑
価値観が根こそぎ変わるというのは結構辛く苦しく、でもやればやるだけ身軽に裸になっていく感覚を味わえた。覆される時、それはどれだけ自分が柔らかくいられるか。そしてどれだけ素直でいられるかがキーで、それらが起こった時頑なに握りしめていたものたちがふわっと離れていくように感じた。




こんな出来事が私の中で立て続けに起こった2020年、そりゃあ夢も目標も変わって当たり前かもしれないな、と書きながらに思った。そして夢や目標はその都度軌道修正していっていいんだということも大切な学びだ。それにはまず自分がどの場所に立っているかという現在地を明確にしておくこと、そのことがやっぱり肝心なんだ。あなたは2020年の今、どの場所に立っていますか?そこからどんな景色が見られてどんな人たちといますか?見晴らしはいいかな?それとも行き止まり?道が2つに分かれているかもしれないね。でもどんな時もどんな現在地でも大丈夫。胸を張って深呼吸して自分に自信を持って、自分の感覚で突き進んでほしいな。道はどこかに必ず繋がっていて、拘ってきたその道を急に外れて歩きたくなったり遠回りしてみたくなったりしても全然大丈夫だから。はたまたこれまでとは違う別の人と歩いていったって走っていったっていい。要は今の自分が心地の良い方向へ進めば、夢なんて変わっていいんだよ。ってこと^^
2020年は大変なこと、辛く苦しいこともあった1年だったけど今年がなかったら私はこんな答えには至っていなかったろうし、考えることすらしなかっただろう。そう考えると成る可くして成ったとも思えてきてならない。誰かから聞いた言葉でもなく、誰かが書いた本を読んだのでもなく、体験したこと経験したことから気づきを得ていく作業はいろんな実りを与えてくれた。こうして経験値を増やして学んでいくために、そしてそれらの経験値を自分だけのものにせず、必要としている方々へ届けることがこのnoteを通してまだまだ少しだけだけどできていることが嬉しくって堪らないです。
1人の人間として書かせていただけるこの場が私にはこれからも必要だと実感できたのはこれまた大きな収穫。これからも日々気がついたこと、大切にしたいあれこれをどんどん言葉にして伝えていきたい、残していきたいと思います。




長くなりましたが今回はここまで!いつもとはひと味もふた味も違ったこの12月を心ゆくまで堪能していきましょ♡それではまた来週の月曜日に!




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