ラブソングが聴けなくなったら結婚していた話
私には恋をするたびにラブソングを聴いて、相手のことを思う習性があった。
これは、小学3年生から続いている習慣である。
最初に聴いたのはaiko。
アルバム「桜の木の下」の「桃色」を何度も何度も聴きながら、隣のクラスの男の子のことを想った。
「あたしに今すぐ夢中になって〜♪」と願っていた(一部歌詞が過激だけどね、小学生にしては)。
それから毎回、毎回、新しい恋をするたびに、その男のテーマソングが誕生していった。
Hくんの時はaikoの「赤いランプ」(別れの予感を感じなが