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実務経験者求む!人事労務システムのスペシャリストを目指しましょう!【ジョブカン・労務給与担当者インタビュー】

導入社数8万社を超える「ジョブカン」シリーズの労務給与グルーブで活躍する2人に求人募集の背景や業務について聞きました!

■H (写真左)
担当部署:ジョブカン事業部 労務給与グループ
入社年:2019年4月
■K(写真右)
担当部署:ジョブカン事業部 労務給与グループ
入社年:2018年4月

ーこれまでのキャリアは?

H:私は14年ほど人事のキャリアを歩んできました。最初は映像制作・ソフトメーカーで、2社目は高齢者向けの見守りサービスやコールセンター事業を行っている会社に7年ほど在籍していました。2社目では、その内2年間ほど社労士法人に勤務し給与計算や社会保険手続きを行っていました。

人事からのキャリアスタートは珍しがられますが、元々父が総務人事をやっていた影響もあり、漠然とバックオフィスの業務に興味があったのも理由の1つです。
その後、5,000人規模の会社の労務担当に転職をしました。

そこでは大手の労務給与システムを入れていたのですが、機能を十分使いこなせていなかったり、正しく使いこなせていない状態でした。その状況で、全国から毎月300人以上の入社書類を回収し、記載内容を確認してから手続きを行っていると、保険証を発行するまでに約1ヶ月もかかってしまっていました。

当時、同業他社のテレビCMを見て、入社書類をクラウド収集できるサービスがあると知り、同じようなサービスを調べている中で「ジョブカン」と出会いました。当時はリリース当初ということもあり、機能不足で結局導入までは至らなかったのですが、2年後に在籍していた別会社で再度ジョブカンを導入検討した際に、その2年間で大幅に機能が充実していたこともあり、今後の成長にも期待してジョブカンを導入しました。

私自身、それまで様々な会社でバックオフィスの業務改善を行う中で、立派なシステムを導入しても使いこなせていない状態を目の当たりにしてきましたし、莫大な費用をかけてシステム導入をしても、使う側にスキルやリテラシーが足りないという現場も経験してきました。その結果、それぞれの会社の規模や資金力、実務状況などに見合ったシステムを導入するべきだという思いが強くなりました。

例えば、規模が小さい会社の場合、求めている機能が大手企業と違うのでそこまで大規模なシステムを導入しなくてもよいと思うんです。そういった中小規模の会社にジョブカンは非常に相性が良いと感じていました。

K:私は新卒で入社後すぐにジョブカン労務給与グループに配属され現在3年目です。入社するまでまったく馴染みのなかった「労務」という分野にいきなり接することになり、最初はずっと困惑していました。

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ーDonutsへ

H:ジョブカンはとにかくサービスの成長が早かったので、これからもますます成長しそうなサービス・会社だと感じてコーポレートサイトからエントリーしました。

初めは労務担当者の求人へエントリーをしていたのですが、同時にジョブカンの「人事労務アドバイザー」という求人も気になっていたこともあり、選考では両方の職種で進めてもらいました。両方とも最終選考まで残りましたが、最終的にはジョブカン事業部で採用ということになりました。

K:私は夏のサマーインターンでDonutsを受けました。その時はベンチャー企業を中心に就職活動をしていて、面白そうなベンチャーがあったらいいなという思いで色んな会社を見ていました。最後は、複数の領域で伸びているサービスをやっている会社なら学べることが多いだろうという視点でDonutsを選びました。

ー現在の業務内容は?

H:入社の際は「できることをやってほしい」という曖昧なオーダーでしたが、「一番最初に何がやりたいですか?」と聞かれたので、「機能に詳しくなりたいのでカスタマーサポートに入りたい」と志願しました。

カスタマーサポートのメンバーの中にはバックオフィス経験者が不在だったので、実務に関する質問がくると対応に困ってしまうという課題がありました。なので、私の1つ目の役割としてサポートメンバーのサポートになりました。

私に任された2つ目の役割は、ジョブカンの新しい機能の機能要件の確認です。メインはKが担当していますが、その機能で実務上に問題がないかという視点でコメントをしています。

そして、最近増えた3つ目の役割が、導入コンサルティングという形で大型企業担当のセールスチームに同行することです。目的は、機能の説明というよりも、実際の運用フローやバックオフィスの現状をヒアリングすることです。

大型企業の人事の方は、その場で自分たちがした質問に対して即答してくれないことにもどかしさを感じているケースが多いのですが、そのようなセールス担当者では難しい運用上の質問をその場で解決できるようにクライアント先に同行しています。

K:私は新規機能の仕様作成と、その開発のディレクションが主な業務ですね。

機能の仕様作成では、お客様から来た要望に対して、法律上の確認などを行いながらジョブカンでどういう機能を追加すればお客様の要望が解決されるかをずっと考えています。

その中で先ほどHが話していたように、明文化された法律などはある程度どのように機能に落とし込めばよいのかの想像が付きます。一方で、労務業務の中には労務の実務を経験してきたからこそわかる作業内容や知識も多く、そのあたりのキャッチアップが実務未経験の自分には大きな課題でした。

契約している社労士の方から機能についてのアドバイスを頂くのですが、社労士の方のジョブカンの使い方と、企業の労務担当者のジョブカンの使い方は異なるところも多く、実際、ジョブカンを使うほとんどのお客様は企業の労務担当者です。つまり、企業の労務担当者にとって使いやすい機能かどうかがまず大切になってきます。

そこにHが入ったことで「実際はこういう運用が多いよ」というアドバイスをもらうことができるようになり、これまで以上にお客様に寄り添ったシステムを作ることができるようになってきました。

これは実際にサポート窓口に届くお客様の声からも実感していますね。

他にも、Hが入ったことで労務知識が豊富なメンバーが増え、あまり知識がなかったチームメンバーへの勉強会を開催してくれることで、最近はチーム全体的に労務について詳しくなってきている気がしています。

正直、自分も細かい法律まではまだまだ把握できていない部分も多いので、そういった内容を役所や公的機関に質問するときにも知識豊富なHにお願いしていて、色んな場面でその知識量の多さに助けられています。

H:こちらこそ助かっています。
Kは「本当に実務をやっていないの?」というくらい勘所と想像力があって優秀だと思います。

私も給与や労務の領域において全ての企業の運用を把握している訳ではないので、クラウドサービスを作るうえで、お客様からの要望や使っている状況をヒアリングした時に想像力を働かせて「実現したいのはこういうことか!」と理解しないといけません。

その想像力がないとなかなか誰もが使いやすいシステムは作れないと思うので、結局、経験者でも未経験者でも想像力を働かせることが重要だと思います。

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ー今回の求人募集の背景は?

H:最近、一部の手続きの電子申請の義務化など、政府も電子化を推し進めていて、これまで以上に利用いただいているお客様や新規のお問い合わせも増えてきています。

私も3つの業務に加えて、まだまだ新しくやりたいことがあるのですが、どうしても時間が足りません。

K:現在、ジョブカンに携わっている人の中で複数の企業の労務を経験しているのはごく一部です。なので、勉強会や機能要件の確認、運用上の相談などがどうしてもHに集中してしまいます。

そこで、プロダクトのより一層の成長のためには労務実務経験者がもっと必要だということになり、ジョブカンを一緒に大きくしてくれるような労務の実務経験者の募集を始めました。

自分の経験を踏まえても、未経験の方でも頑張って勉強すればある程度のところまでは知識を蓄えられるのですが、やはり文字に書いていない領域・知識は実務経験がないと難しいところも多いと感じています。

H:私が入るまで、システムを使う側の意見が社内にはありませんでした。
もちろんお客様から直に話を聞くことも大事なのですが、社内の開発状況や現在のプロダクトを理解している人の中にも実務経験者が今の2~3倍は必要なのかなと思っています。
未経験のメンバーに対してノウハウを伝えていく人が数人いれば、今以上に強いチーム、使いやすいプロダクトにしていけると感じています。

ー求める人物像

H:実務経験、特に社会保険の手続きや給与計算の実務経験のある方に来ていただきたいです。

また、この経験は1社の経験だと少し心許ないと感じていて、実際、選考フローを進む方の特徴としてはアウトソーシング会社で実務をされていた方や人事領域で複数社の実務経験をされていた方など、複数社での労務の実務経験がある方が多い印象ですね。

また、今後会社がBPO領域にも力を入れようとしているので、労務のコンサルティングの実務経験がある方も募集しています。
コンサルティング経験がある人はまだ社内にも少ないので、活躍できる場が十分あると思います。

あとは、ITに抵抗がない方であればなお向いていると思います。
高いITリテラシーは求めていないのですが、クラウドサービスを作るチームなので最低限ITに抵抗がない方にきて欲しいです。

ー今後の目標は?

K:今まで以上にお客様が使いやすいプロダクトにしていきたいです。
自分の実務経験がない影響もあり、「使えるけど使いにくい」という機能がまだまだ残っています。

ジョブカンというサービスが、実際の実務担当者にとって本当に使いやすいプロダクトにできるように、実務経験のある方と協力して作っていければいいなと思っています。

H:私はメンバーによって知識の差が激しいことが課題だと感じています。

それは法律の知識もそうですが、正直ジョブカンというサービスについての知識も人によってばらつきがある状態です。

これは知識が言語化されておらず、属人化しているからだと考えているので、現在、私は社内のトレーニングチームに参加して、メンバーの属人化している知識をまとめたり、メンバーへ勉強会を行ったりして知識のばらつきを無くしていこうとしています。

今後、社内の教育体制もしっかり整えて、メンバー全員が高い水準の知識を持って、お客様の課題を的確に解決できるようなサービス提案ができるようなチームにできればいいなと思っています。

実務経験者の方には、そういった部分も是非お力を貸していただきたいです。

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ーDonutsを検討している方へ

H:Donutsでの仕事は本当に楽しいです。「人事労務アドバイザー」というポジションは私が1人目だったので、当初は自分からどういうことができるかを社内でアピールしないといけない状況でしたが、現在ではチームを超えて色んな方から相談を受けるようになりました。
私自身、人事で培ったスキルを活かして、違う職種で活躍したいと思っていました。

それをDonutsの選考の中で「人事労務アドバイザー」というポジションを知って実現することができました。

今まで人事のキャリアを歩まれてきて、今後は今までのスキルを活かして他の職種にチャレンジしてみたいと思っている方、ぜひ勇気を振り絞ってチャレンジしてみてください!

一緒により良いプロダクトを作っていきましょう!

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