見出し画像

アメリカで打撲した皆さんへ

 日曜日の夜、石張りのバスルームでダイブ型の転倒をして以降ほぼ寝たきりで生きている。それを可能にしてくれる夫さまに感謝。同時に「せっかくアルバイトに行かないのだから時間を有効活用しよう!」という意気込みが4日連続で折れかけている自分の意志の弱さにがっくりだ。
 東南アジアに住んだときも今回のアパートも、家のほとんどが石張りで転倒したり物を落とした時のダメージが板張りに比べると大きい。バスタブから出る時にバランスを崩して石張りの床にダイブした際、バスタブの縁に左足首を強打し内出血でパンパンになったまま今日を迎えた。当日は夜9時を過ぎていたがすぐにアルバイト先のマネージャーさんにチームアプリを通じて「1週間働けない」旨を連絡した。返事は「OKです」だけだった。思うところが色々あるがいわゆる「身バレ」のリスクがあるのでここまででやめておく。ここからは気軽に病院に行ける日本とはまっっっったく異なる国、かつ(私のように)アメリカ人をして「医療サービス空白地帯」といわせるエリアに住む方のことを想定して対処したことを書き留めておく。

 ※打撲でも捻挫や骨折の可能性はあるので心配な方はエマージェンシーケアに必ず行ってください
 ※私が行った応急処置はただネットで調べた接骨院や病院のブログから得た情報をもとにした素人式です

  • 左足を打った直後から真っ赤に晴れ上がったが、とりあえず足を床につけて痛みが酷くなかったので骨折は疑わなかった。この時点でエマージェンシーケアへ行くことは選択せず。

  • すぐに氷嚢(氷+水がもっとも冷えるそうだ)をつくって患部を20分冷やす→10分冷やさないを5セットほど繰り返した。これをヨガマットに寝て患部をクッション3段重ねの上に乗せて行った。心臓より患部の位置を高くしてうっ血を最小限に。

  • 夫がCVSの営業時間内に滑り込んで以下のアイテムをゲットしてきれくれた。

タイガーバームさんの湿布
↓の久光さんのシップよりも強力で効果があった
ただし湿布臭も強いので苦手な方は・・がんばってください
お風呂に入る30分前には剝がすよう指示が書いてある
直前にはがした場合、お風呂でお湯があたるとピリピリと痛い
久光さんのサロンパス湿布
タイガーバームに比べると効き目&香りがマイルド広範囲の打撲には↑の大きいサイズのタイガーバームをおすすめ
CVSオリジナルブランドのバンデージ
べたつかず、しかしかなりグリップよくくっつくので留め具不要
なんのために巻くのか理解していなかったが、固定力もサポート力も必要十分で歩きやすくなった
歩きやすいがゆえに歩きすぎに注意
2時間使用後にはがしたところ皮膚にピリピリした痛みが1時間ほど残った
  • 毎朝打撲した箇所の骨をやさしく押しても痛みがなく、皮膚が痛いだけだったのでエマージェンシーケアには行かず寝たきり(氷嚢で適宜冷やし、適宜湿布をはり、脚を椅子に乗せて)で様子をみている。夫はもしも(手術などが必要)のときは帰国して病院に行くことを強くおすすめ。私も同感。アメリカの地方、さらに医者がほとんど居ないエリアでは医者にかかるかどうか判断するフィジシャンという保険室の先生みたいな人に会うのも3か月待ちだ。その上に医者も選べないのであればもう選択肢はない。ちなみに知り合いの話によると本当に資格があるのか疑わしいレベルの知識の医者もいるようなので、ますますこのままアメリカに住むことを避けたい。

というアメリカの医療サービスに対する嘆きはさておき、もし実際にアメリカで打撲をした方がいらしたら、早い回復をお祈りします。私は来週からシフトに戻してもらいたいが将来の足のコンディションを犠牲にしてまで守りたい仕事でもないので、クビになったらそれはそれだ。健康第一。
ちなみにわが家の渋いバスルームはこの仕様なので、転ぶ可能性があることは・・・お分かりいただけるだろうか・・・

もちろん↑はモデル写真です
出る時も入る時も要注意