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【今更聞けない】新社会人必修!給与明細の見方!

まいど!曇戸晴維です!

新社会人の皆さん、給料貰いましたか?

なに…?もらった?

嬉しいですね!


社会人ウン年目の皆さん税金高いですね!

さて、今回は聞かないと誰も教えてくれない給与明細の見方

意外とちゃんと見ている人は少なかったりします
ですが、給料明細とはあなたの労働環境が適切であるかを簡単に確認すると共に、あなたが違法企業に加担していないかを確認し、ともすれば身を守るために重要なんです。

学ぶべきは今!
しっかりやっていきましょう!





給与明細の見方

社会人として働き始めると、毎月、給与明細を受け取ることになります。
しかし、給与明細には多くの項目が記載されており、難解……

そして見づらい
ていうかこの単語はなんだ

そんなあなたに、この記事では、給与明細の基本的な見方と重要なポイントについて詳しく解説します。


1. 給与明細とは


給与明細は、あなたが働いて得た収入の内訳を示す大事な書類です。
給与がどのように計算され、どのような控除が行われているかを把握するために、毎月の給与明細をしっかりと確認することが大切です。
重要なのは給与明細には定められたテンプレートが存在しないということです。
しかも、よほど面倒見がいい上司か親、もしくは自分で聞かないと誰も教えてくれません!
なので、各自が各項目を理解しなければ疑問に思うことも、確認することもできません


2. 給与明細の基本構成


給与明細は主に「支給項目」「控除項目」に分かれています。
それぞれの項目を理解することで、給与の全体像が見えてきます。


支給項目

  • 基本給: 基本的な月給です。職種や経験年数により異なります。アルバイトやパートの場合は時給×労働時間になります。

  • 時間外手当: 残業に対する手当です。時間外労働の対価として支給されます。

  • 役職手当: 役職に応じた手当です。

  • 通勤手当: 通勤にかかる交通費が支給されます。

  • 代休手当: 代休を取る際に支給される手当です。

  • 深夜手当: 深夜に働いた場合に支給される手当です。

青枠内が支給項目(サンプル)


控除項目

控除とは総支給額から引かれる金額のことを指します。
控除にはさまざまな項目が含まれており、これらが差し引かれた後の金額が実際に受け取る手取り額となります。

  • 所得税: 収入に応じて国に支払う税金です。

  • 住民税: 住んでいる地域に支払う税金です。

  • 健康保険料: 医療費の一部を補助するための保険料です。

  • 厚生年金保険料: 老後の年金のために支払う保険料です。

  • 雇用保険料: 失業した際に給付を受けるための保険料です。

  • 生命保険: 任意で加入する保険の保険料です。

  • 弁当代: 会社で提供される弁当の費用です。

赤枠内が控除項目(サンプル)


勤務日数

項目数が多いですが文字通りの単語が多くわかりやすいので省略します。

  • 要勤務日数: 通常その月に必要とされる勤務日数です。

  • 出勤日数: 実出勤日数です。

  • 出勤時間:実出勤時間です。

などが書かれています。

緑枠内が勤務日数(サンプル)


総支給額と差引支給額

  • 総支給額: 支給項目の合計金額です。

  • 差引支給額(手取り額): 総支給額から控除項目を差し引いた実際に受け取る金額です。

以上を顧みて、実際の給与明細のサンプルを見てみましょう。

黄枠内が総支給と手取り額(サンプル)



3. 重要なチェックポイント

給与明細を確認する際のポイントを押さえておきましょう。

  • 正しい金額が支給されているか: 基本給や手当の金額が正しいか確認します。

  • 控除項目が適切か: 所得税や社会保険料などの控除項目が正しく計算されているか確認します。

  • 出勤日数や残業時間の確認: 実際に働いた日数や時間が正しく反映されているか確認します。


4. よくある質問


残業代が正しく計算されていない気がする!

→労働時間を確認し、給与担当者に相談しましょう。

通勤手当が思っていたより少ない!

→通勤経路や交通費の計算を確認し、必要なら給与担当者に伝えます。

控除額が多すぎるように感じる!

→控除の内訳を確認し、疑問があれば人事部に相談しましょう。

税金が高い!

→税金の計算方法を学びましょう。

やっぱよくわかんない!

→周りの大人に聞きましょう!聞くは一時の恥!聞かぬは一生の恥!



5. 給与明細の保管方法


給与明細は将来のために保管しておくことが重要です。
少なくとも5年間は保管しておくことが推奨されます。
デジタル形式でも紙形式でも、自分が管理しやすい方法で保管しましょう。

保管の必要性

1,確定申告や年末調整の際に必要

自営業者や副収入がある場合、確定申告を行う必要があります。給与明細はその際に収入を証明するための重要な書類です。
また、会社員の場合でも、年末調整の際に給与明細が役立つことがあります。

2,ローンやクレジットカードの申請

住宅ローンクレジットカードの申請時、不動産契約時などに、収入証明として給与明細の提出を求められることがあります。
過去数ヶ月分の給与明細が必要な場合があるため、保管しておきましょう。


3,労働条件の確認

給与明細は、労働条件が適切に守られているかを確認するための重要な証拠となります。
特に、残業時間や手当の支給状況などを確認する際に役立ちます。


4,社会保険や年金の手続き

社会保険年金の手続きにおいて、過去の収入を証明する必要がある場合があります。
給与明細を保管しておくことで、スムーズに手続きを行うことができます。


5,トラブルや紛争時の証拠

もし給与に関するトラブル労働条件に関する紛争が発生した場合、給与明細は重要な証拠として活用されます。
適切に保管しておくことで、自己防衛の手段となります。


6.終わりに


給与明細はあなたの働きを数値として把握するため、そしてあなたの身を守るため重要な書類です。
さらに、世の中のお金の仕組みを知るのに適した素材であるとともに、あなたの将来設計を考える元となります。
そして、大人であればこれらをきちんと把握することは必須となります。
少し難しいかもしれませんが、きっちりと理解するようにしましょう!

おすすめ書籍

さらに詳しく知りたい人のためにおすすめの書籍です。


※注意事項※

個人情報の保護:実際の給与明細には個人情報が含まれているため、公開する際には必ず隠してください。
会社ごとの違い:このサンプルは一般的な例です。実際の給与明細のフォーマットや項目は会社によって異なる場合があります。
最新の税率や保険料の確認:サンプルの税率や保険料率は2024年時点のものです。最新の情報を常に確認してください。
手当の種類と金額の違い:実際の給与明細には異なる手当が含まれる場合があります。自分の勤務先の手当内容を確認してください。
控除項目の違い:控除項目も会社や個人の契約によって異なることがあります。例えば、任意保険や社食の費用などは個々の状況により変わります。
計算の正確性:このサンプルの金額は概算であり、実際の給与明細とは異なる可能性があります。具体的な計算は会社の給与計算システムや人事部門に従う必要があります。


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