三鳳での勝ち方

どうも。兵庫のひよこと申します。
普段は「鳴き麻雀」と「兵庫のひよこ」というアカウントで天鳳サンマ鳳凰卓(以下三鳳)を打っています。


この度、ちょりさん(https://twitter.com/chori0001)が主催する「三鳳アドベントカレンダー」に参加させていただくことになり、何を書こうかと思案しておりましたが、X(旧Twitter)でアンケートを取ったところ、みんな「三鳳での勝ち方」について知りたそうにしていたので、クリスマス当日にこんなオタク記事を読まれている、麻雀が大好きなみなさんのためにも、今日は三鳳での勝ち方を伝授したいと思います!

……と言って「三鳳麻雀担当」みたいな顔をしている僕ですが、まだ天鳳位になれておらず、「お前誰やねん」という声もたくさんあると思うので今回の記事では、三鳳を鳴き麻雀アカで6800戦、兵庫のひよこアカで1100戦強打ってきた自己紹介を兼ねた体験談と、誰でも簡単に意識できる表面的な「コツ」を中心に書いてみようかなと思います。自己紹介興味ないよーって人はその章はさっと読み飛ばしてくださいね(´•ᴗ•⸝⸝ก )


自己紹介

普段は囲碁・ネット麻雀・BGAを反復横跳びしている関西の大学3回生です。
メインで打っている「鳴き麻雀」アカウントでの天鳳サンマでの段位遍歴は
~56565678989090987878789898987878989876787878
というような感じです。三鳳でそれなりの成績を残している割に初期に苦しんでいるな?という感じですね~

麻雀を覚えたのは中学生の頃で、四麻は「おしえて!科学する麻雀」を読んだり、他に様々な戦術本を本屋で立ち読みしてそれなりに知識を得ました。関西の人間たちなので麻雀をするとなると自然と三麻をすることが多くはなりましたが、戦術本は当時一つもなく、ルールもところによって大きく違うため、何一つわからない状態でトイトイとホンイツばっかり狙っていたような気がします。四麻は速度が正義!というような平成時代の書物だけ読んで三麻を打っていたらそりゃそうなるだろう、という感じですね笑

その後天鳳サンマに近いルールでしばらく打っていて、「実はツモ損三麻ってメンゼンめっちゃ強くね?」と思ったのが高2の頃。そのあたりで囲碁でプロの道で戦うことを一旦諦めていたこともあり、そこから真剣に天鳳に向き合い始めるようになります。三麻では超メンゼンで戦おうと決めていたこともあり、アカウント名は「鳴き麻雀」に決めました。でも四麻も打つことにしてしまい、四麻(東風)では多分人並みに鳴くのでアカウント名詐欺効果はトータルで見ると全くなかった気がします笑

Twitterの麻雀用アカウントを作成するなど、意欲的に実力向上に取り組みますが、独学でかつ四麻の実力も足りないこともあり、天鳳サンマでは典型的56ルーパーになります。失敗は重ねるものの、その失敗を次に生かそうという姿勢はあったため、少しずつ上達し、ツモ損サンマにおいて本当に大事なダマテンケアも覚えました。それでもくすぶっていましたが、Twitterに牌譜をあげて「七段になりたい!強い人教えて!!」みたいな悲鳴をあげたら、三鳳AC主催者のちょりさん(九段経験者)に具体的なアドバイスと共に「もっと当たり前のことを当たり前にやれば?」というアドバイスをもらい、ここで開眼したような気がします。超シンプル打法、爆誕です。大事なことだけ抑えてあとはシンプルに打てばとりあえず勝てるのでは?と思い、三特を打っていたら、2月末に七段に昇段することができました。苦労が報われた感がありました。

ちょりさん視点でのDM(ご提供ありがとうございます)
勉強は疎かになってしまいました

「三鳳は厳しいよ!最初は壁に当たると思うけど頑張れ!」みたいなリプをいただくも、「いや俺勝つし」と得意の反骨精神を見せることで確変を引くことができ、なぜか八段昇段、九段昇段と順調に進みます。七段の時に深夜に打っていたら、「水沢柚乃」とか「ロジカルさん」とかいう人たちとしょっちゅう当たって、当時は「なんか強そうだなー」とだけ思っていました。後に彼らの偉大さを心から感じることとなります。

初の九段でも☨腕☨を発揮し、3200ptぐらいまで行き、男冥利での☨500戦ランキング☨でも最上位の成績を残していたので自分は神なんじゃないかと信じたかったのですが、残念ながらメッキがはがれ、降段寸となりました。ここで受験勉強もあるから、ということでいったん鳴き麻雀アカでの活動を停止します。ちなみにこの時は「まだまだ強くなれる」「本当に九段に登れるほどの実力があるのか?もう一度他のアカウントを作って自分がどれほどやれるか試してみたい」という気持ちだったので、確変で自分の腕を勘違いすることはそんなにはなかった気がします。ただ確変続けーーーーーとは思っていました笑

ここまではよかったのですが、ここで他の方の助言もあり「三特アカぐらいは作っておくか」というノリで「兵庫のひよこ」アカウントを作ります。由来はもちろん青森のひよこさんですね。当時はひよこアカブームだったような気がします。呼びやすいハンドルネームを作りたいという気持ちもありました。

鳴き麻雀アカで打つのをやめても兵庫のひよこアカでの打数は変わらず、比較的順調に七段に。ここでついつい有効期限をいただいたからか三鳳を打ってしまい、気づけば兵庫のひよこアカの三鳳南の打数(1100戦程度)が鳴き麻雀アカの打数(当時700戦程度?)を超えることに。こちらのアカウントの段位変遷は7878787898という感じで、九段タッチが確変ではなさそうということをある程度自分で把握できたのは収穫でした。このアカウントはバック仕掛けを多用するなどいろいろ試行錯誤を繰り返していましたが、最終盤だとトータルで三鳳を1800戦打っていることとなり、どういうことをすると失敗するか、というのがある程度分かり、八割方自分の麻雀を確立でき、三鳳でも十分勝ち組と言えるレベルに到達できたのかなと思っています。ところで受験勉強は?

鳴き麻雀アカもしれっと九段から落ちたあと高3の12月末に九段に戻るなどをしたものの、なんとか共通テストを瀕死の成績にとどめ、受験会場の最寄り駅のマクドで自己採点をしたあとすぐさま三鳳を打ち始めます

この時の三鳳は本当に楽しかったし記憶に残っている。

さて、共通テストが終わったものの二次試験は当然残っています。
多くの天鳳民のみなさんは分かってくださると思いますが、こういう状況に陥った時に我々が選ぶのは当然天鳳です。太字でかっこいい九段表記なこともあり、怒涛の勢いで打ち続けます。

完全に腕

すると神様も気合に応えてくれたのか、ここで麻雀人生最大クラスの上振れ区間をで引き当て、十段昇段を果たすことができました。
十段昇段戦は塾の休憩スペースで打っていたのですが、決まったときは嬉しすぎて「俺が十段だぞ!」って叫びかけましたがなんとかこらえました。ここまでに囲碁で全国優勝を数回していますが、その時と同じぐらい、あるいはそれ以上に嬉しかったと記憶しています。
ちなみに大学受験は第一志望には受かりませんでした、腕

さて、十段では好成績を残すものの、長期滞在が祟って配分に負けて九段に落ちますが、その九段坂も勢いで登り切り、再度十段に昇段することに。
当然周りからもチヤホヤされるので、この時天鳳の恐ろしさをまだ知らない純真な少年は、「できるだけ早いうちに天鳳位になる!最年少天鳳位を目指す!」と息巻いておりました。

再度の十段昇段から2年、約4000戦の月日が経ちます。

鳴き麻雀アカで三鳳5000戦を超えてしばらくした後の初チャオ


天才少年と呼ばれた1人の天鳳プレイヤーは十段の地を再び踏むことはできず、実質的な魂の死を迎えることとなります。

……魂の死と書いたものの、どの時点でも天鳳サンマへの意欲は全く衰えておらず、チャオの4日後にはまた元気に三鳳を打っていますし、時期によって打数は異なりますが基本的に三鳳は打ち続けています。これまで人生で挫折を味わった回数は多分同年代のほとんどの人より多いと思うので、🐤はこの程度では折れません。

幼いころから囲碁をやってきた影響からか、自分はゲームをやりこむなら一番にならないと全く意味がない、と考えているので、もっと高いレベルを出力できること、天鳳位になること、最終的には全天鳳サンマ打ちが自分の牌譜を見て勉強する、ぐらいのレベルに達すること、を目標に打っていきたいと思っております。そのため、「楽しめればそれでいいや」という人とはあまり折り合えないことも多いかと思います。この後には少し厳しい表現もあると思うので、あまりそういった言葉が得意ではない人はここでブラウザバックを推奨致します。

自分は「麻雀のスタイル」という言葉が本当に嫌いで、スタイルも何も最善の打牌を繰り返すしかないだろう、と思うのですが、分かりやすいように(というより三鳳の他の人と比べた)特徴を挙げると、

・シンプル思考
・打点とリーチ大好き
・中和了中放銃(の割に局収支が高い)
ヒューマンエラー頻発

という感じでしょうか。これに関しては次以降の項で触れたいと思います。

三鳳での勝ち方(技術面)

長々とした自己紹介も終わったので、ここからはどういうことをしたら三鳳で勝てるのか、ということに少し触れていきたいと思います。

一にリーチ


ひたすらメンゼンで手を進めて、「リーチ」と言って牌を横に曲げましょう。

深い内容を書こうにもまず前提条件としてこれは本当に外せません。ここで記事を終わっていいかもというぐらいには大事なことです。これが企画記事で自ら名乗り出た大トリでなければ本当にここで筆を置いていたかもしれません。

負けている人の3割ぐらいは鳴きすぎ、ダマ多すぎによるリーチ不足が原因だと思っています。自分は三鳳の中でもリーチ率はトップクラスですが、これでもまだ「三麻の正解」に比べると少しダマが多いなーという感覚ですね。
ダマが多い人は、ほとんどの場合は相手の手を読めてるし視野が広いよ!難しいことを考えているよ!という自己陶酔にひたっているだけだと思うので、本当に天鳳三麻で勝ちたいのなら視野が広いアピールをするよりリーチをした方がいいと思います。

二に押し引き

押し引きは本当に大事です。負けている人の4割はここがバグっていると思いますし、僕も含めて勝っている人も全く正確にできていないと思います。
押し引きに関して、三鳳ACでは13日分の水銀燈さんの論文のような記事が参考になると思うのでぜひ参照してください(´•ᴗ•⸝⸝ก )
https://note.com/sliver1984/n/ncf3885a77812

本当は危険度、その危険度の場合の要求打点などを対局中に算出できれば良いのですが、数値化しやすいテンパイ対テンパイぐらいならまだしも、実戦では自身イーシャンテンvs相手のテンパイ率50%程度、のような複雑な局面が頻発するため、それは現実的ではないと思います。
じゃあどうやって押し引きを覚えるんだ、という点に関しては難しいですね。押し引きの圧倒的センスを生まれ持つ、データ本の数字とにらめっこして体に染みつかせる、実戦で痛い目を何度も見て覚える、など様々な方法があると思います。
これに関しては完全に自身で努力するしかない部分ですね。

三に点棒状況判断

天鳳は完全順位制なので、四麻でも「団体戦」になることは多いかと思いますが、天鳳三麻ではそれがより顕著です。特に南場は、「親vs子2人」や、点棒の動きが激しいこともあり「1vs1(+目無し)」になるような局面も多く、点棒状況によって戦略を変えるべき局面は本当に多く存在します。「牌理も押し引きもそんなにバグっていないのに勝てないなぁ」という人はここをもっと強く意識すると良いかもしれません。

例えば、以下の仕掛けを例に取って見てみましょう。

西家の足を止めてしまい、両脇に打てない場面で守備力を落としてしまう。いわば「親アシスト」

四麻だとチーがあることもあり、速度も上がっているため「アガリトップ!」と言って鳴くこともありそうな發でしょう。麻雀店などで行われる4華全赤みたいなルールだと、普通に西家に捲られかねないので自力決着と言って鳴いてもいいかもしれません。しかし、この仕掛けは天鳳三麻においてはご法度と言えます。
仕掛けのメリット、デメリットを挙げてみましょう。

メリット😆

・速度上昇(現状既に4対子なのでそこまで大幅ではない、3副露前提ならそれなり)

デメリット😢

・だいたい西もポンすることになる兼ね合いもあり、大幅な守備力低下(親満も子ハネも打てない)

西家の足が止まる

この点棒状況では、完全に西家は味方と言っていいでしょう。そのため、あがるのは自身でなくても良いのです。南家と西家の和了率の和で見るべきなのです。
(西家の三倍満以上ツモ(出アガリ)と跳満の直撃はケースとして存在しますが、本当にレアケースなので他の要素と比べると微小なものだと思って一旦無視してください。あとハネ直は鳴いた方が実現性が上がってしまいます)
本当に西家は何も打てなくなるので、和了率の和だけで見ても、南家の和了率上昇<<<西家の和了率低下だという感覚です。


一例。4センチとはいえ、南家がリャンメンテンパイするのと西家がリャンメンテンパイするのでは意味合いに大きな違いは出ないように見えるが……
粘っていた西家もお祈りオリになる
親リーが来て4センチからオリ。リャンメンテンパイしてるのが西家なら最後まで押し切ってくれる

参考までに実戦進行を挙げます。
重要なのは実際の手牌ではなく、この後の「平均的な進行」なのですが、それを明示するのが難しいため、具体例で示させていただきます。
「平均的な進行」に比べ、親の手は遅く、西家の手が非常に早く良い、その影響を受けて南家もスムーズにテンパイできていると思われます。にもかかわらずアガリが親リーに間に合わず、守備力の全くない手(今回はたまたまヘッドが親の現物ではある)で親リーに屈することとなります。
画像の補足にも書きましたが、親に対して南家は押せないので、親リーが入った時に「親リーとめくり合う係」は当然南家ではなく西家であるべきなのです。

点棒状況による自らの行動と他家の動向。南場においては、これらは当然第一打の前に考えておくべきことです。
三鳳界隈でも「早く打つことがかっこいい」という風潮がはびこっていますが、これは全くもって逆だと考えます。むしろ短い制限時間の中でしっかり考えて情報を拾い、少しでも自分が得をできるように考える。勝負の世界ではこちらが真に「かっこいい」のではないでしょうか。

四,その他小技

三の点棒状況判断に密接に関わりますが、完全順位制ならではの小技が(特にオーラスに)頻発します。

オーラス2着目の役あり差し込み要求リーチ
↑への差し込み
・自身オーラストップ目、2着目親とラス目が4000点差ぐらいの時の役ありベタオリ要求リーチ

自分が全然トップを取っていないせいで適切な局面図が見つからなかったので具体例は割愛。
ちなみに差し込み要求リーチを打ってなぜか差し込まれず損をすることも多いので、これを行うためには他家への信頼は必須です。
あと、差し込み要求リーチではないただの役なしリーチに対して、ハネマンを放銃できないのに一発目から差し込みに行くトップ目もけっこう目にします。これに関してはちゃんと開局前に点棒状況判断を済ませておこうね、としか言いようがないですね。

三鳳での勝ち方(卓外)

卓上で何をすればいいかは分かった、じゃあ卓外で気を付けるべきことはあるか?となりますね。あります

①データ本を読む

数理的研究が進んだ現代麻雀において、データを知らずに打つことは自殺行為に等しいものです。三人麻雀は四人麻雀に比べると全く開拓されていない分野ではありますが、そういう未開の地だからこそ逆に最低限のデータを知ることは重要だと言えます。素手鎧なしvs武器鎧ありで戦うとそりゃー後者が勝つでしょう。
「データ本」という略称で呼んでおりましたが、正確にはみーにんさん著、「データで勝つ三人麻雀」ですね。これを読まないと三鳳を打つ資格がないと言っても過言ではないと思います。
え?数字が羅列された本を読むのは数字が苦手な自分には難しい?じゃあ麻雀が強くなることは諦めてください

②強い人たちの教えを積極的に乞う

とはいえデータだけではわからない部分は多いでしょう。
そういった時は恥ずかしがらずにSNSなどで強い人に聞いていきましょう。自分は周りの人に恵まれたため、かなりいろいろな疑問に答えていただくことができ、それが血となり肉となりました。
また、時には厳しい表現で「かなり損だ」ということを言われるかもしれません。
一例として「」「」「麻雀を舐めている」「麻雀を辞めたほうがいい」「役満テンパイしてたんですか?」など、様々な表現があります。
そういった表現をする人の人間性はともかく、こういった言葉を投げかけられて心が折れているようでは麻雀は強くなれないと思います。こういったことを言ってきた人たちにいずれ言い返す、そのぐらいのメンタリティーで正誤の指摘を受け入れるのがいいんじゃないかと思います。


強い表現で打牌の損得を表す、人間性が足りていない人の一例(画像はイメージです)

③万全の状態で卓に向かう

当たり前のことですが、結果を残そうと思えば万全の状態で卓に向かう必要があります。
じゃあ逆に万全の状態ではない状態ってどんな感じなんでしょうか?以下は自分の経験(やってしまった)に基づく反面教師的なものだと思ってください。

・回線が弱い状態で打つ
・疲労困憊(自身のコンディション不良)の時に打つ
・時間が間に合うかどうかギリギリなのに打つ

見るからにやってはいけないことばかりですが、これをしないことを徹底するのは特に天鳳が好きな人にとっては難しい。ですが成績を残そうと思うのならこういったことは厳禁ですね。

④強い人の観戦をする

よく「強い人の牌譜を見て勉強」というものがあり、自分も上の方でそういったことを書きましたが、個人的にはあまりこれは参考にならないと思っています。打牌選択において「間」はかなり影響があると思っているため、間が反映されない牌譜ではなく、間が反映される観戦を個人的にはおすすめしています。
わかった!段位が高い人を観戦すればいいんだろ!と思われると思います。これは半分正解で半分間違いと言えます。
無論、段位が高い方が実力が高い可能性は高いです。しかしながら、天鳳サンマというゲームは短期では特にブレが激しく、実力不足の人でも十段ぐらいには簡単になれてしまいますし(天鳳位に関しては自分の最高到達点より上ですので明言はできません)、またどんな実力者でも六段・七段ぐらいまでは簡単に落ちます。なので、瞬間の段位が高い、だけでは実力の保証にはなりません。そのため、「強い人」というのは長期成績で見るのがいいのではないでしょうか。
個人的には、3000戦以上で安定段が7.5を超えていれば目を覆うような打牌をする確率は低いのではないかと考えているため、そういったプレイヤーを観戦するのがいいと思います。そんな中でも、参考にしやすい打牌が多い人、参考にしにくい打牌が多い人という違いはあります。そこで、現在打っていそうな中で観戦するのにおすすめな5000戦以上打っているプレイヤーを紹介していきたいと思います。

鳴き麻雀
打点を見る手組、優れた点棒状況判断はピカイチだと思います。特に四麻出身の人におすすめです。
欠点として、このプレイヤーはミスを頻発します。三鳳でもトップクラスでS級ヒューマンエラーが多いのではないでしょうか。しかしながら、ミスがミスと分かりやすいため、観戦してて「これはミス?意図があるの?」という観戦特有の悩ましい部分が非常に分かりやすく、参考にするべき部分と反面教師にするべき部分を区別しやすいと思います。

水沢柚乃(七峰結朱)
言わずと知れた三鳳のレジェンド。様々な最高九段↑のアカウントがあり、九段到達回数は少し前に聞いた段階で「22回」とのこと。
安定段も当然トップクラスであり、様々な技術、読みを高水準で行います。若干副露多めなバランスであることもあり、個人的には安手テンパイから果敢に戦って相手の勝負手を潰すイメージが強く、オリ過多に悩んでいるプレイヤーはこれを見ると開眼するかもしれません。その割に放銃率が高くないのは守備力、押し引き能力の高さの賜物ですね。
ⅰのプレイヤーほどではありませんが、この方も若干キレ打ち癖があるのはチャームポイントですね。

天ヶ瀬奈月
口を開けば冬灯さんのことしか話さない冬灯bot。
麻雀は僕以上に難しいことは考え(られ)ず、テンパイは押し、見合わない手はオリなど非常にシンプル。本人曰く「ノーチャンスは見落としたことがない」などカウンティング精度が高く、明確に損な打牌をすることが非常に少ない。ⅰの人は0点と130点の打牌が一定確率で出るブレが激しいタイプだが、こちらは安定して80点~90点の打牌を繰り返すタイプで、特に三鳳入りたての人におすすめ
1つ残念なことは、本人は「もうこのアカウントで打つつもりがない」と言っているところです。他のアカウントでは打つんだと思いますし、「天ヶ瀬奈月さんの三鳳見たいなぁチラッ|д゚)」と言えば多分打ってくれると思うので、見たかったらおだてましょう。

他にも強い人はたくさんいますが、個人的におすすめの三人を取り上げてみました。ぜひ参考にしてください(´•ᴗ•⸝⸝ก )

終わりに

長々と取り留めのないことを思いつくままに書いてしまいました。ほぼ自己満足みたいな内容ではありますが、少しはこれを読んだみなさんの役に立てていれば幸いです。

最後に税さん(5日分)の記事に触発されて自分も改めて決意表明でもしておこうかなと思います。
https://note.com/1ponba720/n/nba8eb3e34bb1?sub_rt=share_pb


今はまだまだ未熟ですが、僕は天鳳三麻の歴史において、技術的に歴代最高の打ち手になる可能性はあると思っていますし、いずれはそうならないといけないと思っています

こんな6000戦安定8程度のよくある成績で何言ってんだ?と思われる方がほとんどだと思いますが、絶対に成し遂げます!!!

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