私とハロプロの話 13 無観客でもプロフェッショナル

今回行われる無観客ライブは、有料制の配信サイトに登録すると見られるそうだ。

初回1ヶ月は無料らしいのでさっそく登録し、コンテンツの見方(及び退会日と退会方法)を入念にチェックし無観客ライブの日を楽しみに待った。

テレビに繋いで大画面で見る気満々だったのだが、調べたところ我が家のテレビではそれができないようだった。
そのため、当日はスマホの画面から見ることとなった。

配信当日。

テレビで見たかったなあ…と思いつつ、無観客ライブの配信はとても楽しみでワクワクしながらその時を待った。

無観客ライブを見た感想を一言で表すと、

ハロプロの女の子たちメンタル強すぎ。


ステージに出てきた瞬間彼女たちの目の前に広がっているのは、キラキラのペンライトもオタクの歓声もない状況。(朧げな記憶だが、お客さんのいない客席が一瞬映ったと思う)
オタクがいないライブというのはなんて寂しいのだろうと思った。

彼女たちが歌って踊る目線の先にいつもいるはずのオタクたちの姿はない。

オタクたちの姿も掛け声や歓声もないライブに、彼女たちの心が折れてしまうのではないかと勝手に心配していた。

しかし、彼女たちのパフォーマンスはそんなことを一切感じさせなかった。

いつものように全力で歌って踊り、誰もいない客席に向かっていつも通り笑顔を振りまき、カメラに向かってマイクを向けて手を耳にかざし、オタクたちの声を聴いているかのようなリアクションを取り、本当にいつも通りのライブだった。

スマホの小さな画面で見ていることを忘れるぐらい彼女たちは大きく見えた。
もはやテレビでもスマホでもどっちでもよかったのだろう。
どんな機器でも彼女たちの持つ魅力はバシバシとこちらに伝わるのだ。

途中から、画面の向こう側にしかいないはずのオタクたちの声が聴こえてくるようだった。
というか、聴こえた(もちろん幻聴)。
見えるはずのないペンライトも、見えた(もちろん幻覚)。

無観客でここまで私の心を震わす彼女たちは、やはりプロフェッショナルだと思った。

こうしてまたハロプロを大好きになり再度どっぷりと沼に浸かりオタクとしての日常を全うしていた私だったが、ある日またその勢いが途絶える日が来る。

最推しであった金澤朋子さんの卒業発表である。

続く

関係ないけど、例のキャンペーンのおかげでサーティワン毎日食べてる。美味しすぎ。あと10個買い足したい。

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