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『急がば回れ』を調べるおっさん

日本には古来からたくさんのことわざや慣用句があるが、
意味は知っていても由来を知らないことって沢山ある。
表題の、「急がば回れ」もその一つ。

調べてみると、室町時代の、
もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋
という歌に由来するそうだ。
当時京都に向かうときには、
滋賀県にある「矢橋の渡し」という琵琶湖上の船を使う方が早かったそうだが、比叡山から吹き下ろされる突風によって、航海自体がめちゃくちゃ危険だったそうで、それならば遠回りだが滋賀県瀬田の唐橋という橋を経由する陸路の方が結果安全やし、早いよね!
という所からきているらしい。


センス溢れる昔の人々


慣用句で「赤子の手をひねる」というものがある。
読んで字のごとく、「簡単なことの例え」として使われる言葉だ。
これよく考えたら、
「赤ちゃんの足の小指さする」
とかでもよかったわけで、普段大人相手には簡単にいかないことを、
例えたら良い
わけだ。
でも、やっぱりシンプルに「赤子の手をひねる」以外に言葉の収まりの良いものが無いんよな。
センスが凄いのよ、昔の人々。
そんなことを考えながら、日々四択クイズを作っています。
現代の「tweet」とか「ばえる」とかがいつか慣用句やことわざになる日が来るのだろうか。。。


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