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どん亀急行放浪記 第二次魹ヶ崎 大間崎リベンジ編 (4)

昨日、豪雨の為、お昼で移動を打ち切って仙台市にて泊まった、早朝5時
現在 天気 小雨 (´ヘ`;)ハァ

気象警戒アラートを確認、ところどころで、注意勧告のアラートは
出ているけど、今から向かう方面には無し。
雨雲は居座ってるけど

気を取り直して、地下駐輪場からエレベーターにて地上に移動
キーを差し込み、スタータON! ・・・・・・・・・・・・・
あれ?エンジンかからない。
再度 スタータON! ・・・・・・・・・・・・・
えっ!嘘でしょう!!エンジンがかかりません(:_;)
8回ほどチャレンジして、スタータは動くものの、
エンジンがかかる様子は無し

これ以上したら、バッテリィーが上がってしまう(°°;))。。オロオロッ。。''((;°°)
愛車に向かって
「お願い、お前さんと一緒に、大阪に帰りたいんだ。頼む、エンジンを掛かっておくれ。」
と、声を出して、お願いし祈る気持ちで、スタータON! ・・・・・ブルン!
かかった!!!  ありがとう!!
思わず泣きそうでした

人影が無い早朝の仙台駅前、エンジンに気づかい走り出しました


小雨の降り続く中、ひたすら走って、今回の旅の目的の一つでもあった
国道6号線を走ること

国道6号線は、今なお帰宅困難地域の、浪江町 双葉町を抜ける国道です
去年はバイクの通行が禁止されていた情報だったのですが、今年は走れるという情報を元に行くことにしました。
南相馬市を走ると、立て看板が増えてきます
浪江町に入る時の看板が

えっ!!
これって、このまま走っててもいいのかな?
雨は本降りになっています。ここから引き返すのも、結構無理がある
行けるところまで行こう。止められたり、注意受けたら、引き返すか
山に向かって走ろう。と思い国道6号線を走ります
海への道は、小道も含め、すべて閉鎖されています。
大きな道は検問所が有り、通行許可書の提示を求められるようです。
道路沿いのお店は、すべて無人で、駐車場には入れないように柵がしてあります。
印象的だったのは、ホームセンターコメリーの建物が、
植物に呑みこまれて、しまっているような
世紀末、人類が居なくなった世界の建物のようです。

緊急自動車(パトカー 消防車)と何台かすれ違いましたが、
何も言われません。

道自体は、路面が荒れてなくて走りやすい。
しかし、周りの景色は、異様ですね。
時折、作業員の載せたバスが走っているぐらいで、車の交通量が無く
人の気配が全くありません

しかし、双葉町を抜け富岡町に入ると、車の通行量が増え、コンビニの
駐車場に車が止まっていて、人の活動が感じられます。

この感じ、どこかで感じたなぁ
そうそう、阪神淡路大震災時に、淀川を挟んで兵庫と大阪の風景に
似ていたんです。
ほんの数キロで世界が変わる。
災害は、人の在り方を変えることが、思い出されました。



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