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【My Best 10+10 Albums of 2022】

今年アルバムで良かったと思った20枚。EPにも相当良い作品がありましたが入れていないので、それは魂のベストソングのほうにて。
今年は同率一位で2枚です。

①Bubble Tea and Cigarettes『There's Nothing But Pleasure』

NYが拠点の韓国人男女二人組。これが典型的なドリームポップなのかは僕にはわからないけれども、同じカテゴリーのアーティストと比べても格段にメロディが際立って人懐こい。洋楽らしからぬと言えば語弊があるかもしれないけれど、キャッチーであることを全く怖れない泣きの美メロに満ち溢れてる。女性Voを入れたCigarettes After Sexが往年のヒット歌謡をカバーしたかのような楽曲群で、作業中のBGMとして流しても思わず手を止めてしまうほどに美麗なメロディが耳を捕捉してくれます。

①Dungeon of Skeletons『Patterns』

衝撃のシングルで出会ってからアルバムリリースまで2年半待ちました。出すシングル曲がいちいち最高なので、アルバムはさぞかしモンスター級になるだろうと予測していたら、案の定モンスターで言わんこっちゃない。パワーポップの伝説の一人Justin Klineが家族を率いて立ち上げたこのバンド、センチメンタルでスウィートな胸キュンメロディの万華鏡で、ほとんどシングルカットできそうなそのクオリティに完敗。僕の一番好きなパワーポップのタイプとはこういうサウンドと再認識させてくれました。

3~11位は以下の通り。一応順位付けはしたけれど順不同でも良い感じで。
③Colatura『And Then I'll Be Happy』
④Dear Boy『Forever Sometimes』
⑤Yotam Ben Horin『Young Forever』
⑥No Suits In Miami『Nothing Ever Happens』
⑦Hank  Idory『Sentimental Jamboree』
⑧Northern Portrait『The Swiss Army』
⑨SPINN『Outside Of The Blue』
⑩Nick Frater『Aerodrome Motel』
⑪Kiwi jr.『Chopper』

③は楽曲クオリティが相当高いギタポ/ドリポでタイプのバラエティーに富んだ楽曲群にもかかわらず全部メロが秀逸。④は新たな美メロ王子爆誕を感じる美メロアルバム。⑤はJoe Giddingsと同じく FOWの喪失を癒してくれそうな歌の強烈フックを持つアーティスト。⑥は超絶キラーチューンに一撃でやられました(ベストソングにて)。⑦はジャケからして素敵なスペインならではのセンチで甘いなメロディを堪能できる一枚。⑧のデンマークスミスはいきなり久しぶりに出てきたのにメロディが印象的な良曲揃い。⑨はもっと売れても?と思うくらいの実力のキラキラギタポ/ネオアコなバンドで、どの曲もヒットポテンシャルがある。⑩はパワーポップ界隈のエースに上り詰めた彼のもはや貫禄も出てきた一枚で相変わらずメロディのツボの抑え方が巧い。⑪はリバース・クオモ・ミーツ・ストロークスなメロディと雰囲気で超好きになりました。 

12位以下は完全に順不同です。
⑫The Boys With The Perpetual Nervousnes『The Third Wave of…』
⑬Model Shop『Love Interest』
⑭My Raining Stars『89 Memories』
⑮Spirits of Leo『Gossamer Blue』
⑯Bibio『BIB10』
⑰The Shop Window『A 4 Letter Word』
⑱Frass Green『Buried』
⑲Skinny Dippers『The Town & The City』
⑳Future Teens『Self Help』

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